highriseの日記

自転車に乗ったり、外れ馬券を買ったりしている。

Paris-Brest-Paris 2023: LRM総会・帰国など

25日(金)

ゴール翌日の25日は、おーのさんは帰国へ、おかださんはとある落車事故の後処理のために自転車を回収すべくLoudeac方面へ旅立ち、自分はLRMの総会へ出席。

もう片付けが始まっている。祭りのあとである。

オーストラリアのPeteが「LRM総会の前に朝カフェしよう」とメッセージをくれたので、総会前にメルキュール近くのカフェへ。

LRM総会はPBPの書類を受け取ったところで行われた。AJ会長の古久保さんもこの為にフランスへ来られたので、AJからは二名で参加。LRMの会長、副会長の交代と、ルールに関するいくつかの改正、韓国からは新しい表彰の話があった。米国のMarkさんが会長から退任し、新会長はイスラエルのTalさん(これまでの副会長でLRMメダル番として何度もお世話になりました)、新副会長はフィリピンのCarmelaさん。財務担当はACPのFaburelさん(AJからは頻繁にリザルト訂正のお願いをしているので会って最初に詫びた)が留任。Carmelaさんは同じW組でスタートしてしばらくした後に第二集団で走っている時にずっと隣にいた方だ。

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あと、ポルトガルの代表のPedroさんとは四年ぶりの再会となった。四年前、PBPのゴール後にこの場所でジャージを交換して以来だ。

総会の後はそのままランチへ。たまたまインドの代表と近くなったのでいろいろとインドの事情を聞いた。前回までのPBPはベジタリアンが多いインド人参加者にとっては、コントロールで提供される食事で選べるものが少なくなかなか厳しい環境であったらしい。また近年のRMの開催が多い背景なども話されていた。

解散した後は宿へ戻って帰国前の最後のサイクリングということでランブイエの街中をうろうろした。もう前日までのような賑やかさもない。自分の宿の前の郵便局でオーストラリアのSimonとSallyと再会。結局Sallyの体調不良でDNFにしたそうだ。またどこかでと言って別れた。

おかださんが自転車回収から帰ってきて任務を果たしたので一息ついて就寝。

26日(土)

いよいよ帰国の日。

宿の馬房の中。ここに自転車を置いてた。馬はいないので単なる蔵として使われているそう。おーのさんとおかださんは無造作に置かれている自転車のブランドを見て盛り上がっていた。さすが自転車大国!

ホストのご夫婦と別れ、自転車を担いでメルキュールホテルへ。Peteが一緒にタクシーでCDGまで行こうというので同乗することにした。タクシーを待っているとメルキュールホテルに泊まっている米国の方が「パッキングをしたいが、シャーマーズネックで満身創痍なのでペダルを外せない。手伝ってくれ」というのでおかださんがえいやと外していた。

CDGで時間を潰し、それぞれの帰途へ。自分は帰りもカタール航空

最後にターミナルのレストランでビールとフィッシュアンドチップス。Peteは「来年も日本に行くつもり」と言っていたのでまたそのうち会いそう(今年もGWに来日していたらしく、「都合どう?」と連絡が来たけど本州縦断に出かけていて都合合わず)。

カタール航空の受付のお姉さん、自転車を見るなり明らかに「面倒くせえな」という表情になったのを自分は見逃さなかった。すまんのう。

土曜の22時45分のパリ発ドーハ経由羽田行きで帰国である。パリ→ドーハは隣の席が空いていて三人分の席を使えたので大変快適だった。

写真ブレブレ。なぜかというとドーハではトランジットのためにダッシュをするハメになったからです。着いたゲートと羽田行きのゲートが離れていたので、羽田行きの人は道先案内人のスタッフに先導されて移動のはずが、ボーッとしていたら見失い、近くのスタッフに尋ねてターミナル内の電車みたいなのに飛び乗り、ダッシュでファイナルコールの最後の最後に滑り込んだ。危なかった。

ともあれ、無事に人間も自転車も日本に戻ってきた。日曜23時過ぎに羽田着。

しかし問題はここから。荷物を受け取る頃にはもう終電は終わっているので、タクシー待ちは長蛇の列。もう一人エミレーツ航空で同じタイミングで帰ってきた方と一緒に延々とタクシー待ちをした。月曜午前1時半頃に自宅に到着。月曜は朝から通常通り仕事なのでさっさと寝た。