highriseの日記

自転車に乗ったり、外れ馬券を買ったりしている。

天皇賞の感想と飲み会

天皇賞を見た後に大阪まで行ってきた。東京に行ってしまうM氏を送る会。この時期、19時に梅田に出向くのはかなりの気力を要するけど、とにかく頑張った!M氏が豪快にコケたのが印象的。
さて、天皇賞ストーミーカフェがもう少し速いペースで逃げると思ったのだが、色気を出したのか、骨折明けの叩き二走目の影響か、思ったほどペースが上がらない。前半1000mが62秒4という、このクラスの2000mのレースにしては異常なスローペース。これでは後方待機の連中に出番はない。ハーツクライリンカーンスイープトウショウサンライズペガサス達が用無しに。この中でもスイープトウショウはよく掲示板まで来たと思う。
で、直線を向いてストーミーカフェが粘っている内を突いてスルスルとダンスインザムードが上がってくる。この馬、ほんと分からない。春の京王杯SC安田記念、夏のクイーンSの走りは一体何だったんだろう。鞍上の北村騎手も一瞬、初G1制覇の夢を見たんじゃないか。ゼンノロブロイは馬群を捌いて進出してくるのに少し手間取ったため、ダンスインザムードが押し切るかと思った。しかし、やはりロブロイ。一完歩ごとに詰め寄り、ダンスインザムードを交わして藤沢厩舎のワンツーかと思ったら、ヘヴンリーロマンスである。最後の50mでダンスインザムードゼンノロブロイの間を割って、グイと頭一つ抜け出したところがゴール。
完全に想定外。ヘヴンリーロマンスは、阪神牝馬Sとか札幌記念を勝っているように、力のいる芝のコースの方に適性があると見て、ここでは完全に来ないと思っていた。お手上げ。
しかしまぁ今年の古馬中長距離路線はビシッとせんね。将来、2005年の古馬中長距離路線を振り返った時に、何を思い出すだろうか。JCと有馬記念はぜひとも人気馬にしっかりした走りをしてもらいたい。て、穴党の私が言ってどうするという感じだが、それぐらい今年の古馬は不甲斐ないと思う。