highriseの日記

自転車に乗ったり、外れ馬券を買ったりしている。

ハーツクライ悲願のG1制覇

午前中から出勤したので、阪神5Rの新馬戦のパドックを最前列で見る。フサイチギガダイヤというのが凄いらしい。なんでも2004年のキーンランドの1歳馬のセールで340万ドルもしたそうだ。フサイチの冠名から明らかなように、馬主は彼である。何なんだろね、この人は。で、もう一頭、インスパイアという、なんとも今年のアレを象徴するような名前の馬が!なんとメガスターダムの半弟!これは注目しないわけにはいかない!と思ったものの、直線ズルズルと後退。まぁ、兄もなかなか勝てませんでしたから。
で、有馬記念。スタートでディープインパクトが後方に下げたとき、1999年スペシャルウィークを思い出した。何をやっとるんだと。結局、外を通ってある程度の位置まで押し上げたので、あの時とはちょっと違った。ハーツクライに半馬身差まで詰め寄ったのだから、外目を通った分の余計なロスがなければ勝っていたとも考えられる。が、今回はルメールハーツクライが一枚上手だった。これまでのハーツクライは最後方から追い込むしか能のない馬だった。だから人気上位馬の中で最初に馬券対象から消した。皐月賞の大敗や去年の有馬記念を見ていれば、中山は向かないので消して当然というぐらい。それが今回は先行集団に取り付いて直線早々に抜け出す競馬。ハーツクライの脚質が中山コースに合わないと思っていた身としては完全に想定外の出来事だった。ハーツクライの末脚を考えると、ディープでも後ろからは差し切るのは大変。ルメール騎手の作戦勝ちというところ。
ちなみに、我が本命デルタブルースは3コーナーでディープに外から行かれた時点で終了。直線を向いたときに、デルタブルースがディープより後ろにいてはいくらペリエ氏でも勝負にならない。
意外だったのがタップダンスシチーゼンノロブロイの見せ場のなさ。ジャパンカップの反動が出てしまったのはこの二頭だったのかもしれない。時代を引っ張ってきた二頭が揃って引退する有馬記念で世代交代と相成った。テイエムオペラオーメイショウドトウの引退レースであった2001年有馬記念を思い出してしまう。
http://keiba.radionikkei.jp/news/20051225K25.html
レース後のコメントを見ていると、ま、いろいろあるなと思う。ユタカさんの凹んだ顔、橋口師のガッハッハな顔、どちらも思い浮かぶ。コスモバルクの田部師のコメントなんか、誰かさんへの強烈な皮肉とも思えてしまうのだが、いかがですかね。
今日はなんかタテ目ばっかりだった。フサイチパンドラの出てた阪神6Rもそう。結局、阪神10Rの三連複を取っただけ。例年ならファイナルSを当てて終わりよければ全てよし、で帰るのに、今年はローマンエンパイアが3着に突っ込んできやがったので三連複ゲットならず。この馬、まだ現役やってたんだな。ついでにタガノマイバッハが22ヶ月の休養明けでファイナルSに出てきたものの、馬場に出た途端、今までの鬱憤を晴らすかのように放馬してカラ馬でコースを一周。そのまま除外となった。レース後のパドックではベッキートークショーをやっていた。
さて、今日で2005年の中央競馬は終わり。まぁ地方競馬でG1の東京大賞典が残ってますがね。