欧州はG1クラスの馬が出るレースがG1であるのに対して、日本はレースレーティング上ではG1にグレードを上げてもいいレースを興行的な面からG2に据え置いてるというのが功を奏しているという印象はある。
https://www.jra.go.jp/datafile/ranking/jyusyo/2022/pdf/2022jyusyo.pdf
G1は115以上が必要で、2022年時点だと金鯱賞、札幌記念、オールカマー、毎日王冠、富士ステークスが基準を満たしている。富士ステークスみたいに直近のレーティングのおかげででたまたま115を超えただけというレースもあるが。ただ、札幌記念を除いて、この辺のレースをG1にしようという動きはないように見えるし、ザ前哨戦と認識されているレースをG2に据え置いているのが興行的には重要なんだろうなという感想。
欧州は英愛仏と国を跨いでるのでなかなか調整が難しいと思うけど、春だけ見てもタタソールズ金杯とかガネー賞とかイスパーン賞とか、それ日本的な感覚から言うとG2みたいなレースやんなっていうG1レースが多すぎる。