highriseの日記

自転車に乗ったり、外れ馬券を買ったりしている。

有馬記念

2016年を締め括るに相応しい好レースだった。
レースは予想通りの展開。マルターズアポジーを行かしてキタサンブラックが二番手で馬群を引っ張る形。
向こう正面に入って、サトノダイヤモンドキタサンブラックの後ろにポジションを押し上げたところからレースが動く。ここでキタサンブラックの後ろにずらりと有力馬が並んだ。ゾクゾクした。やはり勝負はこうでないと。しかもサトノノブレスがプレッシャーをかけにいく。
ただ、ここからがキタサンブラックの真骨頂。マルターズアポジーを交わして直線に向き、第二、第三のエンジンで粘り込む。ゴールドアクターも追いすがるが届くようで届かない。そして坂を上がったところでサトノダイヤモンドが外からキタサンブラックをクビ差交わしたところがゴール。競るとしぶといキタサンブラックだけに、少し離れて外からちょいと差すってのはベストだったと思う。道中にポジション確保に動いて最後にきっちり勝つってのはさすがだなという騎乗だった。
馬券は一番安い組み合わせの三連複を拾っただけ。なんせ、1、2、3番人気の決着だし。ヤマカツエースの末脚を見ていると、道中でもうちょっといい位置を取れてたら前だったら三着ぐらいはあったんではないかと思ったが、まぁ有馬記念は当たればよしということにしたい。
それにしても12月に入って3つ目のG1勝利とは。里見オーナーのここまでの廃課金が大きく花開いた2016年の暮れだった。あと、ルメールさんはホープフルステークスに続いて重賞連勝。騎手の一日重賞二勝って初なんだっけ?
そして、松岡さん、おつかれさまでした。