highriseの日記

自転車に乗ったり、外れ馬券を買ったりしている。

日本人のための憲法原論

米国の憲法云々のドキュメンタリーを見て、そういえば今年は行政の行動に対する世の中の反応がどうも理解し辛いこともあって憲法の本を読み直したのを思い出した。法学部出身ではないので、自分で本を読んだだけの知識しかないが、今年この本を読んでみて、やはり自分の理解は間違っていないと思うんだがなぁ……と感じた。現行の憲法、法律を元にすれば政権が違っていても行政府にできることは大して違わなかったのではと思ってしまう。結局、私権を制限したりするというのは立法府がどうにかするしかない。でもまぁ真摯に答弁をしていないという点で現政権を支持する気はないけど。

しかしこの本、元々は2001年に出版されたものだけど、出版当時ですでに日本政治のあり方を憂う内容になっているが、そこから20年経ってまったく事態は改善するどころか、悪化しているように思えるのがつらいな。自分の生きてる間に改善するという期待も特にない。

日本人のための憲法原論

日本人のための憲法原論