highriseの日記

自転車に乗ったり、外れ馬券を買ったりしている。

BRM511 たまがわ 400km 石廊崎(事前認定)

反省というか後悔ばかりである。自爆落車してヘルメットを割り、ホイールは前後輪ともスポークを曲げてしまった。

スタートに向かう時点で雨が降っていて、石廊崎に到着するまで断続的に雨が降り続き、またこの時期にしては気温が低く、雨と寒さにすっかりやられてしまった。

国道134号の平塚あたりで雨が強くなり、歩道でレインウェアを着込んで、再出発しようとしたときに、歩道にある石のポールに引っかかって落車。前転して左側に倒れた。

すぐに起き上がって状態の確認。身体は顔を打ったところと手の甲にかすり傷ができていて多少出血があったものの、概ね異常なし。この時点ではヘルメットが割れているとは気がついていなかった。気付いたのは帰宅してから。自転車はチェーンが外れていたが、これを戻せば特に問題なさそう。バーテープが破れているけど、まぁそれは仕方なし。

ということで、走り出すとどうもバランスが悪い。明らかに後輪が振れている。よーく見ると、スポーク一本が曲がっていてキャリパー開放にしないと回らない。まだ300km以上あるが、さてどうしようかと。その場でDNFでもよかったのだが、とりあえず小田原あたりまで走ってみて、自転車屋があればそこで状態を見てもらおうということで続行。早川口を直進したところに越水サイクルという店があって、そこで相談。店長(だろうか?)によると、曲がったスポークを真っ直ぐに戻すことはできるけど、それだと折れるリスクも大きくなるとのこと。それはたしかにそうだ。走り続けるのであれば、振れが出ていても今のままの方がリスクは小さいのではないかと。自分もそれに同意して、そのままの状態で伊豆半島へ突入。いざとなれば鉄道で撤退できるので、行けるところまで行く。下田での終電もチェックもしておく。

というわで、石廊崎まで来ている。この時点で下田での終電には間に合わない感じだが、東伊豆は何度も走っているので、いざとなればどこかに逃げ込むことはできるだろう。

えっちらおっちらとコンビニに逃げ込んだりしながら帰る。春先に横着したツケで、伊東まで帰ってきてもまだ100km以上あるという辛さがあった。

復路で撮影。油断しててこの石のポールに引っかかってしまったのだ。何度思い返しても後悔の念しかない。

雨、寒さ、風にやられて疲労困憊でゴール。前回が22時間ぐらいのはずなので、4時間も余計に時間がかかっている。

帰宅して仮眠を取った後、すぐに掃除を開始。ショップに持ち込むのにドロドロの自転車を持っていくわけにはいかない。

曲がってますねぇ。たったこれだけだが、キャリパー開放でギリギリ回るぐらいまで振れてしまう。

様々なところが割れていた。ヘルメット大事。