highriseの日記

自転車に乗ったり、外れ馬券を買ったりしている。

有馬記念

今年は阪神競馬場ではなくテレビ観戦となった。有馬記念の日に阪神競馬場ファイナルSを見届けるというのを2000年から続けてきたけども、去年で10年続いたし、こういうのはどっかで適当に途切れてないとずるずると引き摺りそうな気がする。
ローズキングダムが取り消しても、3歳勢は強力だと思うし、ブエナビスタがあっさりというのは考えにくい。
去年はアンライバルドドリームジャーニーで迷いに迷って、中山性能が高くてかつ展開の向きそうなアンライバルドを選んでしまったけど、ぼくはこういうタイプが好みである。だから今年はヴィクトワールピサが本命。今年はスロー決め打ちで考えざるをえない面々だし、長々とスパートして持続力を問われるのはもちろん、向こう正面からレースが動くにしても反応よく好位置に取りついていけないと勝負にならない。その点においてはヴィクトワールピサが一枚抜けている。JC後にギュイヨンがちょっと距離が長いとコメントしていたように、不安は距離だけ。とはいえ、マイラーでも馬券になることがあるレースだし、スローを想定するならあまり大きな問題でもない。内枠を引き、鞍上にデムーロを迎えているのが大変頼もしい。
単勝だけでいいかなという感じだが、他に気になるのは、ルーラーシップトーセンジョーダントゥザグローリーあたり。
ルーラーシップなんか、プリンシパルSでノリさんがフットワークが大きいので気を使ったという感じのコメントをしたように、いかにも中山に向かないタイプだけど、そこは鞍上の力、中山では絶対に来ねーよ!!と即消ししたハーツクライディープインパクトを負かしちゃうような人だから、終わってみれば好勝負してたって姿が想像できる。
トーセンジョーダンアルゼンチン共和国杯を豪快に勝ったけど、2歳時には中山で積極的に進出する競馬をしてた馬。冠名と鞍上が違えば本命でも良かったぐらい。気になるけど買いたくない。
トゥザグローリーはどれだけ能力を秘めてるかまだよく分からないんだけど、前走の小倉での勝ち方が思った以上に良くて、あれはデムーロだったからと言うこともできるだろうけど、小倉でポジションを上げつつ直線入口で先頭に立つ競馬ができるってのは、中山では大きなアドバンテージになる。
ヴィクトワールピサ
トゥザグローリー
ルーラーシップ
あら、外国人騎手ばっかりになってしもうた。
ブエナビスタは当然怖いのであるが、ダイワスカーレット有馬記念ほどの絶対さを感じない。秋2戦を見てても、ここが一番向かない舞台になるだろうし、前を喰い残すという可能性は高い。ドリームジャーニーは順調に使えてないのが痛い。