highriseの日記

自転車に乗ったり、外れ馬券を買ったりしている。

Dubai World Cup Winner Victoire Pisa

レース後にテンションが上がり切った状態でそのときの気持ちなんかを書き残しておくべきだったか。一日経って冷静になってしまうと、ゴールした瞬間の興奮や手の震えなんかは、あのときにしか味わえないものだったと思うし、今となって思い出しつつ書くのは野暮ったい気がする。
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デムーロ騎手が「ヴィクトワールピサはゲートで頭ぶつけてスタートが後手になったけど、スローペースだから置いていかれずに助かったよ。ラッキーだった」みたいなコメントをしているし、ヴィクトワールピサがスローペースを味方にして勝ったのは事実、それでも鞍上の好判断で一気に進出したのは讃えられるものだし、展開に泣いた陣営もあるけど、これも競馬だ。トランセンドの粘りだってスローペースだったからで済ませられるものではない力強さだった。
メイダン競馬場になってからはDWCというレースの性格そのものが変わってしまって全く別のレースになったよねという感じだけど、それでも歴代優勝馬ヴィクトワールピサが、日本の馬が名前を連ねると思うとなんとも言えない高揚感がある。凱旋門賞BCクラシックと並ぶタイトルの一つを手にしたのだ。
角居師のことだから香港の後も海外遠征プランを用意してそうだし、日本の競走馬がDWC馬の看板を背負って世界を相手にする時代が来たと思うと、本当に楽しみでならない。