highriseの日記

自転車に乗ったり、外れ馬券を買ったりしている。

凱旋門賞

Today's Horse Racing Results | Racing Post
今年もダメ。
ハープスターゴールドシップは後ろに下げた時点で、あーこれはやっちまった騎乗だという感じだったが、ジャスタウェイは内で勝負してそこそこ来ているわけで、悪くない騎乗だったと思う。あとはヨーロッパの競馬で必要なサッと馬群を割る瞬発力(いわゆるヨーロピアンなキレ)があれば……と思うけど、それを日本馬に求めるのは酷かもしれない。ただ、三頭とも前哨戦を現地で使っていれば……とか、鞍上がスミヨンなら……と思える点があって、そういう意味では今年の遠征はあまり本気感がなかったのかなぁとも。このレースに限っては日本馬が上位に来たときは現地で前哨戦を使ってというのが基本路線なわけで、オルフェーヴルもやっぱりきちんと現地で準備をしたのが大きかったんだなと思わせる内容だった。騎手選択にしても、現状では日本の馬に日本の騎手を乗せてとなると、武豊か蛯名しかない感じ。
大体、発走直前のゲート内でギュイヨンとかスミヨンあたりが談笑してるのを見ると、もう日本の騎手とは背負っているものが違いすぎると思う。たしかに大レースではあるけど、この人達にとってはシーズン終わりの地元の大レースである一方で、ユーイチさんが会見で「日本の夢」とか言っちゃってる現状、なんでもいいから早く勝って一区切りつけないと無限に日本人騎手の背負うものだけが大きくなってしまう。ここまで凱旋門賞に拘らなければ、ジャスタウェイなんて他に狙うと面白そうなレースはたくさんあるのだが。
勝ったトレヴに関しては、去年とは違って、凱旋門賞を勝ちたけりゃこう乗れ!みたいな文句ないレースだった。強い馬にこれをやられたらどうしようもないよね。残念残念。