有馬記念があるだけで週中からウキウキソワソワするのが競馬ファンというものです。
ラジオNIKKEI杯
ヴィクトワールピサとやらを見に、3年ぶりにラジオNIKKEI杯の日に競馬場へ。
中山大障害の締切ちょっと前に、「おれはテイエムトッパズレの単勝5万買うたで!」と言ってた20代と思われる男性がいたが、レース後の彼がどうなったか大変心配である。その場所を離れちゃったのでわからないのが残念。
ラジオNIKKEI杯はヴィクトワールピサから馬単で3点ほど買って手堅く的中。
ヴィクトワールピサは、今回は上がり三ハロンの瞬発力比べで勝ち切ったわけだけど、もうちょっと前で競馬しないと、本番だと前を捕まえきれないだろうなぁというイメージ。
この後、ホワイトベッセルのパドックの写真を何枚か撮って、マッハで西宮北口に向った。
有馬記念
日曜日は昼から仁川に向かい、いつもの場所でいつもの面々と一年ぶりの再会。
有馬記念は、先週からドリームジャーニーだと言っていて、マークシートもドリームジャーニー軸で、単勝、馬連、三連複を塗って、後は買うだけだった。相手には、先行して抜け出す競馬をするだろうアンライバルド、前でしぶとくお釣りを残しておけるミヤビランベリ、菊花賞組では1800mでも勝つスピードのあるスリーロールス、万能タイプのセイウンワンダーを塗っていた。ところが、買う寸前、後はもう発売機につっこむだけの段階になって、ドリームジャーニーは出遅れ癖があるし有馬記念でそれやるとまずくね?と、やっぱりアンライバルドに変更しようか、とか、うーむ今から塗り直すの面倒くさい、とか思ってるうちに、やっぱり塗り直そう!と思ってしまい、寸前でアンライバルド軸になった。同行人の一人はスリーロールスの単勝にドカンといってた。
結果、リーチザクラウンのいつもの逃げで激流になり、それでも二番手以降が大した差もなくついていき、先行勢は全滅、アンライバルドなどは直線までに手応えを失って脱落し、テイエムプリキュアにすら負けてビリ。スリーロールスは競走中止。マツリダゴッホは自分の形を貫いたけど、あのハイペースを3角から4角にかけてものすごい勢いで押し上げていって勝ち切ったら化け物である。
思った以上に自重しない連中が多くて、エリザベス女王杯、マイルCSの反省をここで大爆発させんでもええがな、という感じ。ハイペースを前で競馬して残ったのがブエナビスタだけで、結果的にブエナビスタの強さだけが目立った。
ドリームジャーニーは右回りが得意とか言われるけれど、この馬の売りは小回りのコーナーリングでさっと押し上げていけるところであるし、これが相対的に有利になるのが中山や阪神の内回りの宝塚記念というだけで、決して左回りがダメだというわけではないと思う。東京だとコーナーリングの良さの重要度が低くなるから好走できないってだけで、金鯱賞とかだとあっさり勝てそうだけど、来年も春天から宝塚ローテらしい。来年は正真正銘の王者として挑戦を受ける立場になるけども、果たしてステイゴールドの子が挑戦を受ける側に回ってどれほどの王者らしさを見せることができるかってのが楽しみである。
あと、勝負を捨てたエアシェイディの3着はちょっと笑った。結果的に流れが向いただけだけど。