highriseの日記

自転車に乗ったり、外れ馬券を買ったりしている。

世界選手権エリート男子ロードレース

Men’s Elite Road Race Highlights | 2015 Road World Championships – Richmond, USA - YouTube
サガン選手強い。この人の名前は絶対に世界選手権チャンピオンの一覧に載るべきなので納得の勝利。世界選手権は国対抗の形を取っていながら、UCIポイントに応じて枠数で差がつけられるので、どうしてもレースの前から有利不利が出来てしまうし、スロバキアも出走できたのは三人のみ。大国に比べるとそれだけで不利なわけだが、それでも最終局面を単独で乗り切って自分からアタックし、ダウンヒルクラウチングスタイルでペダルを回すとかいうこの人しかやらなさそうな走りでゴールまで逃げ切った勝ち方はマイヨ・アルカンシエルに相応しい走りだった。結果だけ見て、もうちょっと残り距離が少ない場面でアタックして抜け出したのかと思ったけど、思ったより長い距離を単独で行っているし、後ろにはファンアフェルマートとボアッソンハーゲンの追走がいたわけで、結構な賭けだったと思う。最後は集団も来ていたので見ているこっちもハラハラした。いいレースだった。デビュー当時は坊主頭でモジモジしていたサガンがここまで強くなって、メダルを食うとかいう悪童っぷり(ポディウムガールのケツを揉んだ前科もある)を発揮するとは思わなかったが。ていうか、メダルかじった人は多数見てきたが、丸ごと食ったやつは初めて見たかもしれない。