川崎〜銚子〜川崎で300km童貞卒業

ロングライドをするには実にいい季節で、昨年はこの時期に200kmをやったので、土曜日に300kmを実施しようと思っていたけど、起きたらすでに8時だったので日曜日に延期。土曜日は暑かったので延期して正解だったかもしれない。
で、日曜日の3時半頃に起きて菓子パンを三つ放り込んで4時20分に出発。目指すは銚子市の犬吠崎。片道150kmぐらいなので往復で300kmになるだろうという算段。なるべく早い内に都内を抜けてしまいたい。

中原街道で五反田、品川から国道15号で銀座を通って新日本橋へ。早朝の銀座は通りに誰もいないが、しっかり信号に引っ掛かる。新日本橋から国道6号、国道14号で浅草を抜け千葉へというルート。東京の東の方は未だに土地勘がなくて勘で走っているとすぐ迷う。荒川を渡ったところで千葉街道へ入ったものの、新小岩方面に行ってしまい若干のロス。さらに、千葉街道を延々と千葉へ走って成田街道に入ろうと思っていたものの、市川あたりからクロスバイクのおっさんと抜きつ抜かれつになってしまい、応戦してしまって気がついたら幕張まで行ってしまっていた。本当は船橋競馬場のところで曲がるはずだったんだ……ということで幕張から実籾という駅を通って成田街道へ。昔からそうだけど「自分、今迷子になったって確信しました」って思うまで勘で走ってしまうため、割りとロスが多い。もっと早く地図を見るべき。
成田街道こと国道296号に入ればあとは延々と東に向かって進むだけ。佐倉市、富里市を抜け、匝瑳市へ。

佐倉市を過ぎると信号も少なくなり、小さいアップダウンこそあるが基本的に平坦なので快調ゥ！快調ゥ！と軽やかにペダルが回る。そもそも千葉県、あまり山がないようだ。匝瑳市で国道126号へ入り、旭市へ入ったところで腹減りすぎでこれはヤバいと思い、なか卯で休憩。時間も勿体無いのでさくっと食べてさっさと出発。往路フィニッシュの犬吠崎へ向かう銚子ドーバーラインはいかにも海岸沿いのアップダウンっていう景色で、右手に海を見ながらウッヒョー！ってテンション上がり切ってたので止まって写真を撮ることもなく往路ゴールへ。
なお、匝瑳市あたりだったと思うが、「パパやめて脇見携帯飛ばし過ぎ」っていう交通安全の標語を見て、あぁそんな独りよがりなセックスしちゃダメだぞって思った。

犬吠崎到着が12時半ぐらいなのでここまでほぼ想定の範囲内。25km/hぐらいで巡行すると、サイコンの平均が大体22km/hぐらいになり（信号とかで減速するので）、実際に一時間で進む距離は17〜18kmぐらいになる感じ。ここまでの140kmが8時間ぐらい。

銚子電鉄の駅にて。線路売るのねん！上下分離方式にするのねん！

利根水郷ラインこと国道356号を香取市佐原の国道51号と交差することろまで延々西に向かう。ぶりぶり走る。あまりに何もなくて飽きる。そして国道51号に入ると西日に向かって走れ状態になりサングラスしてても眩しい。

京成成田駅前で鳥（？）がワーワーやってた。信号待ちの車の中からもカメラを向ける人多数。クソうるさかった。
国道51号から国道296号に入り、ここからは来た道を戻る。途中佐倉市あたりで渋滞待ちしていると、横の整備工場みたいなとこから無人のフォークリフトが暴走してきて渋滞待ちの車に突っ込んでた。若いスタッフが「なんでだよー！！！もうー！！！」とか言いながら走ってきて、プークスクス損害賠償大変だなとか思っていたけど、もうちょっと前で自分が渋滞待ちしてたら自転車ごと吹き飛ばされてたと思うのでぞっとする。

都内に入ると一気にペースダウン。腹も減るし身体が糖分を渇望していたので、日本橋のコンビニに駆け込んでカフェオレを買って一気飲み。

300km童貞卒業。4時20分スタートの22時半ゴールなので18時間ちょっとぐらい。今回はとりあえず日付け変わるまでには帰ってきたいぐらいの目標で走ってたけど、ブルベだと時間制限があるようなので、コンビニ休憩とかでチンタラしていると一気に緊迫感高まりそう。もうちょっとテキパキ休憩すると30分〜1時間ぐらいは短縮できると思うけど、座り込んでスマホいじり出すと時間的に厳しくなるか。
帰宅してからすぐにシャワってスーパーへ向かい、暴飲暴食をするべく刺身やら肉やらチューハイやらを調達。これだけでは身体が欲するカロリーに満たないので、ラーメンやら豆腐やら納豆やらを掻き込み、満足して就寝。
ここまで来ると次は400kmが目標になる。300kmの道中、特に150〜200kmぐらいは残り半分もあると思うと脚も重いしケツも痛くて辛いわーって感じだったのだが、200kmを超えると100kmカウントダウンが始まった気分が強くなって、脚は軽いしケツの痛みもマシになり、ゴールした後も特にダメージが残ってないので、400km自体は十分に走り切れそう。ただ、時間的にはもう一日で収まらないと思うので、これは日程とかを考える必要がある。いずれチャレンジしたい。