highriseの日記

自転車に乗ったり、外れ馬券を買ったりしている。

東京湾一周サイクリング

2月10日、日曜日、5時に起床したわたしは起き抜けにすき家へ向かい、納豆朝食をかき込み、6時ちょうどに久里浜港へと向けて走り出したのだった。久里浜港からフェリーで金谷港に渡り、東京湾をぐるっと一周してくるサイクリングである。
まだ暗く交通量の少ない綱島街道を快調に走り、40分ほどで横浜に到着。



国道16号桜木町、関内と抜け、中村橋という地名を発見して、ん?と思いつつ、磯子区に入り、ひたすら南下する。このあたりは去年の夏に一度走っているので、そのときの記憶を呼び起こしながら、ここらへんが金沢八景なんだなとか、先週通った朝比奈ICはちょうどこの西あたりだなとか、少しずつ位置関係を把握していく。横須賀にかけてはトンネルが続くのも覚えてる。

今回は一応フェリーの時間という制限があるので、ヴェルニー公園もちょっと立ち寄っただけで通過。ここまで約二時間。


横須賀市街を抜けて、観音崎浦賀の方へは行かずに国道134号で久里浜へ直行し、8時40分頃に久里浜港のフェリー乗り場に到着。9時20分のフェリーの時間までずいぶんと余裕があった。断然バイクの方が多い。自転車は自分を含めて三台。バイクはいっぱい。ツーリングというちょっとした冒険にワクテカしている気分はバイクの人達も同じなのだろうか。去年のGWに淡路島一周したとき以来の船の旅だ。



フェリー内では、横須賀海軍カリーパンなどという、自転車ブロガーのみなさまが食べているものを食べた。




40分で金谷港に到着。
金谷港からは国道127号。千葉側に渡ってくると風景は一気に田舎モードで、地元を思い出して懐かしくなる。実に心が落ち着く風景が広がる。道中は小さなアップダウンはあるけど、スピードに乗って一気に行ってしまえるレベルのやつで、信号もほとんどなく、木更津まで一時間半ほどで北上。道も広いし舗装も悪くなかった。川崎市はえらい違いだ。信号待ちしてるときにKnockin' On Your Doorが聞こえてきて、脳内で何度もドアをノックする始末。

木更津に入るとまた国道16号が登場したけど、これ関東をぐるっと囲むように走ってるらしい。横浜まで200ウンタラkmだとか標識が出てて思わず二度見してしまった。
そういえば、木更津をちょっと過ぎたあたりだったか、東京まで何kmみたいな標識を見て、ここまでの走行距離と残りの距離を計算して、あれ?東京湾一周しても200kmもないんでは?とか思い始める。先達の記事を読んで200kmとか書いてあるのでそのつもりで出てきたのだが。

木更津を抜けて、袖ヶ浦、市原へと走る国道16号は工業団地の中を真っ直ぐに伸び、それはそれはつまらない景色で、補給する場所もなく、ちょうど腹が減ってきていたので、千葉市に入るちょっと手前でローソンを見つけたときはほんとうに砂漠の中のオアシスだと思った。工場萌えの人は楽しめるかもしれないけど。ローソンでパンとおにぎりを放り込んですぐに再スタート。

国道357号で帰ることを選択したが、存在感がない千葉市はいつの間にか通過して、気がつけば船橋競馬場の前。舞浜駅(身ローディーには縁のない駅)まで行ってしまえば残りの行程は一度走ったことのある場所なので大変気が楽。ここまでほとんど平地で箱根往復とかに比べると全く消耗していなかったのだけど、357号で橋を渡るのにいちいち上り下りあるのが今回の行程で地味にキツいところなのかもしれない。

築地、銀座と抜けて日比谷から品川に戻ってきたらもう勝手知ったる道。五反田から中原街道で丸子橋へ。
自宅着が17時10分で、出発時に予定していたよりかなり早かった。距離も175kmと予定していたよりも相当に短かった。これは自宅の位置的なものかもしれない。
なんだかんだ言って、一日で走るにはいい感じの距離だし、箱根坂路調教ほど消耗しないし、金谷港から木更津にかけては走っていて懐しい感じがするので、近いうちにまた走りにいくことになりそう。

  • Time: 7:52'54
  • Dst: 175.08km
  • Ave: 22.2km/h
  • Max: 41.1km/h