6月29日、土曜日、6時前に起床したわたしはいつもとは違って松屋でソーセージエッグ定食をかきこみ*1、7時に三浦半島へ向けて出発したのだった。一年ほど前、ビンディングをしたままコケて心が折れ、三崎口駅から輪行で帰った三浦半島一周のリベンジ。雨がパラつくかもと思っていたが、概ね天気はよく、磯子か金沢あたりで一瞬ポツリと来た以外は絶好のサイクリング日和だった。
横浜までの道はもう慣れたもので、鶴見川沿いを下って国道1号で横浜入り。50分ぐらい。桜木町の手前の根岸線の高架の下、ワイズロードの近くにデローザのダンボールで作られたダンボールハウスがあった。さすが横浜はオシャレである……
桜木町から運河沿いに走って一路横須賀へ。
横須賀に着く頃にはすっかり快晴で、週中に気をもんだ天気予報は一体何だったのか。ヴェルニー公園はここを通る度に立ち寄って写真を撮っている気がする。
観音崎へ向かう途中の海岸沿いは大変気持ちがよい。
浦賀を抜けて久里浜の海岸沿いで休憩していると、地元のおっさんが話しかけてきて世間話に花が咲く。ただ30分も喋っていると、彼女はいてんのかとか、今どきの若いもんはどこでやっちゃうのかとか、彼女いないんならどう処理してるんだとかそういう方面の話になり、立派なもん持ってんのかグフフって言いながら股間を触られた。あまり思い出したくないシーンであり、昨年は立ちゴケ、今年はおっさんに股間触られ、三浦半島あまり良い思い出がないの、この時点で確定した。自分も大概人との間合いを詰めるのに一気に行きすぎて失敗したと思うこともあるが、さすがにこのおっさんは一気にがぶり寄り過ぎるだろう。
昨年、ビンディングをしたままコケた野比の交差点。
三浦半島の底の部分にあたる海岸沿いを気持ちよく流し城ヶ島方面へ。気持ちよくとはいえ淡路島なんかと違って交通量も多いし信号もいっぱいあるので、快調にって感じではないのが面倒臭いところ。基本的にずっと交通量は並み以上(関西の田舎出身主観)。
城ヶ島へ渡ってすぐのところにある「島の娘」という像。
娘のケツ。
三崎港でコンビニ飯休憩。この一帯、いたるところにマグロの頭が並んでおり、なかなかの光景である。
なお、三崎港あたりを走っていたらいろんなところに「とろまん」っていうのぼりがあって、脳ミソをフル回転させてもエロい何かしか思い浮かばなかったのだが、帰ってきてググったらマグロの中華饅頭のことだった。
昨年、失意のまま帰途についた三崎口駅*2。
三浦半島の西側を北上し、鎌倉へ抜け、由比ヶ浜で休憩。逗子、鎌倉はもう海開きしているのか、ずいぶんと賑っていた。逗子の海岸を通過しているときは本当にニヤニヤが止まらなかった。おっぱいがいっぱいだったが、こんなとき単焦点のGR DIGITAL 4は無力である。シクロクロスなら砂浜にも突入できるだろうか。いやそれよりも休日に一人で自転車に乗っているだけの生活を改める必要があるのではないだろうか。
鎌倉街道を通って桜木町に戻り、横浜からは朝来た道を通って帰宅。三崎港で食べたコンビニ飯だけだったので空腹がひどくて、シャワってすぐに定食を食べにいき、スーパーでアルコールとお菓子を購入して消費カロリーを取り戻した。鎌倉の海岸には夏の内にまた行きたい。
- Time 7:36'31
- Dst 149.25km
- Ave 19.6km/h
- Max 48.8km/h