highriseの日記

自転車に乗ったり、外れ馬券を買ったりしている。

久しぶりに吉野に行った

中学時代までは、母方の実家の吉野への里帰りには同行していたが、高校生になると家で留守番していたし、それ以降はまったくのご無沙汰だったので、実に17、8年ぶりに吉野に行ったことになると思う。吉野山よりもさらに奥地で、コンビニとかスーパーに買い物に行くとなると車で30分ほど走らないといけないような場所。昔は川で泳いだりしていたけど、今は人の気配もあまりなく(まぁクソ暑いので外に出てきていないだけかもしれないが)、寂れたなという感想のみ。叔母の車に乗せてもらっていたけど、若い者はみんな出ていったし、平均年齢も60歳を超えているだろうし、あと20年もすれば本当に滅びるだろうという話だった。

吉野町国栖の集落。昔はこの高台から見る眺めが広く感じたものだが、30を超えたおっさんとなっては、ここに登ってくるのもすぐだし、山と山の間がすごく狭く感じる。材木で栄えた地域で、木を削る匂いがしたのは懐しかった。


墓参りをして寺に立ち寄って先代の住職と話をして橿原へ。

イカを作るために生まれてきたような苗字。



橿原の叔母宅で夜まで居座ってビールなどを飲む。久しぶりに従姉妹の顔を見た。
子どもの頃は奈良まで車で行くってのがすごい長旅で、この移動だけで一大イベントに感じたものだが、今はバイパスが整備されているし、橿原から宝塚まで高速が混雑していなかったのもあるが、一時間ちょっとぐらいだった。今回留守にしていた吉野の親戚もかなり高齢であまり先も長くないだろうと思うし、こういう機会は面倒臭がらずに参加しよう。