highriseの日記

自転車に乗ったり、外れ馬券を買ったりしている。

また後味の悪いG1になった

日曜日は北神戸の関西シクロクロス観戦を途中で離脱して、朝日杯FSのために帰ってきたのだけれども、朝日杯のスミヨンとか、中日新聞杯デムーロとか、外国人騎手はほんと道中できっちり勝負になる位置まで進出してくるから偉いと思いながら、サダムパテックを見てたら、4角でアドマイヤサガスが立ち上がって、あぁこれは今回も降着があるかなー、そしてパッと見、またスミヨンかよ、と思ったのだった。
トロールビデオを見れば、グランプリボスが内から進路をこじ開けるように進出したのが原因だったし、グランプリボスもセーフとは言えないけども、降着かと言われればそこまでのものでもないかなという、なんとも微妙な感じ。サダムパテックが膨れることなくきっちりコーナーリングしてたのもアドマイヤサガスには厳しい状況だったし、アドマイヤサガスがもう少し早く進出していればグランプリボスは完全に行き場をなくして勝手にレース終了していたのだろうけども、グランプリボスはブラウンワイルドを交わして進路を確保したい、アドマイヤサガスもそのまま前進して進路を確保したいという具合に、一頭分の進路を奪い合う結果になったためにこういうことになった。
最近だとエリカ賞の福永さんがトーセンラーの行き場を潰して自分は2着確保というのをやっていたけど、有力馬の選択肢を潰すということは重要だし、当然のことだと思う。今回はもちろんグランプリボスが強引に出てきたのがいけないので、小牧さんが責められることはないけど。
グランプリボスは父サクラバクシンオー母父サンデーサイレンスの組み合わせで重賞レベルまで出世した初めての馬だろうし、NHKマイルCを目指すにしても、1800mとか、あるいは2000mぐらいまで試したりしませんかね。