どうして僕はきょうも競馬場に

10年ほど前に馬事文化賞を受賞した作品。

各地の競馬場へ訪問する様子を綴ったエッセイ。しかし、作者自身があとがきで書いているように、何について書かれた本なのかよくわからない。競馬指南本ではないし、特に思い入れのある馬や騎手について熱く語っているわけでもない。競馬場やそこへ向かう旅の様子に重きが置かれていて、競馬本ではなく旅行記といった方が正しいかもしれない。人を選ぶ本だと思う。個人的にはこういった旅行記は好みなので、競馬場に思いを馳せながら読んだ。

地方競馬がバタバタと倒れていった時代の流れというのもあったのかもしれないが、よくよく考えると、こういう本が馬事文化賞を受賞したということはなかなかすごいことではないかと思う。

どうして僕はきょうも競馬場に

どうして僕はきょうも競馬場に