highriseの日記

自転車に乗ったり、外れ馬券を買ったりしている。

BRM101 たまがわ200 三浦(2018年版)

今年も元旦ブルベです。

BRM101 三浦200 (2018) | AJたまがわ

去年と同様、物好きがたくさん集まった。今回はスタッフ参加だったので22時30分には二子玉川に到着したのだが、すでに参加者の方々が集まっているし、続々と集まってくる。大晦日なのにみんな暇なんだ……

受付のとこでじっとしているとどんどん身体が冷えてくるのでなかなか辛い。これが一番冷える。今回はmomさんが初スタッフ業務。おつかれさまでした。

スタート前にイーチョさんに「今日はノースリじゃないんですか?」って尋ねたら、「ノースリだしノー○○で~す」と、余計な情報が追加された回答が返ってきて、周辺にいた一同が「アッ、ハイ……」みたいな空気になった。

スタート 二子玉川 兵庫島公園

0時にはカウントダウンをして、W0スタートの人達から順にスタートしていく。スタッフ勢はW7なので0時35分にやっとこさスタート。

国道246号や中原街道を淡々と進む。今年は車に絡まれたりすることなく、とても順調だった。途中、moritoさんと「そろそろ去年のべいさんの事故現場ですねぇ~」などと話しながら、例の現場を通過。参加者が一人停止していたので、これはもしやと思ったらパンク修理中だった。今年は大きな事故はなかった模様。

伊勢原から平塚あたりがクソ寒くて指が千切れるかと思った。冬用のグローブだったんだがなぁ。

PC1 ローソン西湘二宮店 57.0km

このブルベで一番時間かかるのが信号峠が多いPC1までだと思うので、ここに間に合ったら後は淡々といけばOKのはず。今回はスタッフなので、後ろの方でゆっくり走ろうということで、PC1でのんびりする。ぜっとさんと初ブルベのランドヌーズ(Yさん)の方がやってきて、ぎりぎりだということでそそくさとリスタートしていったので、moritoさんと一緒にこのぜっと隊にくっついて再出発することにした。最後尾ではないけど、そこはまぁ。

で、大磯あたりでRDの調子が悪いということで、ぜっとさんが離脱。

国道134号を淡々と進む。江ノ島あたりも、去年はかなり治安悪いなぁという印象があったのだが、今年は去年に比べるとマシかなと。

逗子の渚橋のとこで一旦休憩。ここを再出発してしばらく走ると、ぜっとさんが復帰してきた。

自分は後輪がおかしいことのに気がつき、ぜっとさんの復帰したギリギリ隊から離脱。タイヤをチェックしてみるとどうもスローパンクしている模様。空気を入れてもすぐに抜けるわけではないので、チューブの交換をしなくても、適宜空気を入れれば走れそう。寒いからチューブ交換もパッチを貼るのも面倒。そして何より、今回でアルテグラホイールを退役させようと思っているので、わざわざ新しいチューブを使う気にもならない。なにせすでにレーゼロにチューブとタイヤを装着して準備済みなのだ(大晦日に準備したけど天気が微妙だったのでおニューのホイールを下ろすのは延期した)。

というわけで、空気が抜けてきたら追加で空気を入れる作戦で行けるところまで行くことにした。完全にパンクしたらその時はその時でチューブを交換する。

三崎口の手前でギリギリ隊に復帰して、三崎港のPCに到着。すでに日は昇っている。

PC2 ファミリーマート三浦三崎店 110.9km

ここでも追加で空気を入れておく。一時間に一回ぐらい入れていけば最後までいけそうか、みたいな感じ。ギリギリ隊のYさんは結構足腰にきているらしいけど、まぁなんとかなりそうでしょうとギリギリ隊が再スタート。ほぼ最後尾。

途中で三崎のPCにいた方にパスされて、ギリギリ隊がシンガリ隊になったはず。Yさんは20km/hを少し上回るぐらいのペースで巡航しているけど、グロスにすると15km/hぐらい。あまり時間の余裕はない。ぜっとさん判断で西浦賀のコンビニにピットインして休憩を入れる。PC2以降はゴールまでPCがないので、様子を見て休憩を取らないとしんどそう。Yさんは67〜8km強を4時間半だからここまでのペースを考えると結構微妙な雰囲気。でもまだなんとかなるはず。

その間も自分はポンピングである。

元旦ブルベでの不幸について語る資格に関しては、去年のべいさんがハードル上げまくっているので、こんなものは不幸ではないと自分を納得させるしかない。元旦ブルベではパンクごときでは然ることながら、メカトラによるDNF程度では不幸とは言えないのだ……

ここからは、ぜっとさん、Yさん、moritoさん、自分の隊列で進む。しかしながらやはりちょっとした登りになるとYさんのペースが落ち、ぜっとさんやmoritoさんが見えなくなってしまう。

追浜のファミマでスタッフ勢が三人とも休憩で停止するも、Yさんはそのまま先に行ってもらう。YさんはW2スタートだけどスタッフ三人はW7なので時間に余裕がある。自分はまたポンピング。

しかしながら、いざ走り始めると、後輪がいよいよ柔らかくなってきている感じ。最後まで持つのだろうか。どきどきしながら走行を続ける。あんまりタイヤで衝撃を吸収するのはよろしくなさそうなので、サドルからケツを上げて膝で路面の衝撃を吸収するようにしていく。

で、スタッフ隊は磯子あたりでYさんをキャッチ。まだなんとかギリギリでゴールできそうなので、叱咤激励しながら集団で進む。

Yさんはみなとみらいの手前でまたぜっとmorito隊から切れてしまったものの、お二人は中央市場入口のコンビニで待っていてくれた。ただ、Yさんはそこで休憩するほど余裕もないため、そのまま走行。自分はまたポンピング。完全にポンピングマシーンと化している。

まったく、伊勢1000の前に新しくして、実際のパンクで使ったのは初めてなものだから、深層心理ではポンプを使いたかったのかもしれない。

国道1号を三人で進み、鶴見川を渡ったところでYさんをキャッチしたものの、時間的にはかなり微妙な感じ。本当にギリギリゴールできるかどうかといったところ。横須賀線沿いの小さなアップダウンをクリアし、武蔵小杉を通過し、多摩川沿いに出たところからぜっとさんが前に出てペースをコントロール。ゴールクローズまで5分余裕があればいい方で、残り時間は刻一刻と減っていく。

二子玉川まで帰ってきて多摩川沿いから右折したところでなんとかなりそうだと思ったが、まだ信号がある。その信号も奇跡的に赤にならずに通過できたので、これでなんとか間に合うと確信。

Fin セブンイレブン世田谷玉川2丁目店 201.2km

Yさんは一目散にコンビニに駆け込み、ゴールクローズ2分前のレシートをゲットすることができて、無事に時間内完走となった。

ほぼずっとギリギリの走行になったというのもあり、すっかり疲弊しているようだった。まさに死闘といえる。新年早々すごいものを見た。深夜スタートだし、信号も多いので、割りと難易度は高めのブルベだと思うので、完走できて何より。

今回の私の迎春号です。

投函した後は二子玉川のKFCで一休み。Yさんの今回のブルベの感想を聞きつつ、もりもり食う。

Yさんはtudumiさんのシェアハウスの同居人でそそのかされてブルベに参加したらしい。元旦ブルベを選ぶのはなかなかチャレンジングではあるが……

しばらく休憩して、解散して帰宅。タイヤもギリギリ持った。新年早々面倒臭いことになったが、一安心であった。

ブルベ後の正しい食事(KFCで食べてたやろというツッコミはなし)で、元旦ブルベは終了。