highriseの日記

自転車に乗ったり、外れ馬券を買ったりしている。

ヤバい経済学の著者のKentucky Derbyの予想の歴史

ヤバい経済学でお馴染みのSteven Levitt教授は競馬が趣味らしく、ブログでKentucky Derbyの予想を記事にしている。去年と今年のKentucky Derbyの予想をネタにしたついでに、これまでブログで記事にされている分をまとめておく。
ネタ元のブログは、
http://freakonomics.blogs.nytimes.com/
で、2005年に始まっている。ひょっとしたらBCなんかの記事があるかもしれないけど、面倒なので探してない。

2005年

http://freakonomics.blogs.nytimes.com/2005/05/20/want-to-lose-some-money-at-the-race-track-this-weekend/
この記事が最初の競馬ネタっぽい。
大学の教授で計量経済学をやっているからか、予想を聞きに人が寄ってくるらしい。この年はどうやらKentucky Derbyで4頭いた賭けるに値する候補のうち、人気薄のGiacomoが勝ってしまった模様。これは「おれフロックすぎる」みたいな感じなので、本当はそんな実力ないよという証明のために、Preaknessの予想をポスト。Greeley’s Galaxy、Afleet Alex、High Limitの3頭の単勝馬連ボックスと。
結果はAfleet Alexが勝って、単勝ゲット。
http://freakonomics.blogs.nytimes.com/2005/06/10/belmont-stakes-anyone/
とりあえず、Preaknessの単勝ゲットなのでついでにBelmontも、といった感じか。
Afleet Alexのオッズが3-5でも買うし、予想オッズが6-5なら喜んで買うよ」と。あとは、「Afleet AlexGiacomo馬単は賭けちゃダメ、買うならAfleet AlexとAndromeda’s Heroの馬連だ」と。
結果は、Afleet Alexが1着、Andromeda’s Heroが2着で見事的中。

2006年

http://freakonomics.blogs.nytimes.com/2006/05/06/some-kentucky-derby-picks-although-maybe-i-should-i-just-stick-to-betting-on-american-idol/
Kentucky Derbyに関しては、
「過去25年で去年のGiacomoしか当てたことない」
とのこと。
この年は、Sweetnorthernsaint、Keyed Entry、Jazilが賭けるに値するのだという。また、勝つことはないだろうという馬には、Brother Derek、Lawyer Ron、A.P. Warrior、Point Determined、Private Vow、Bluegrass Cat、Cause to Believe、Storm Treasureの8頭。
勝ったのはBarbaro。レース後の追記が虚しい!!

[Added after the race: None of the horses I wanted to win did win, but none of the ones I wanted to lose won either. So I broke even on net, making it my second most successful Kentucky Derby ever.]

2007年

http://freakonomics.blogs.nytimes.com/2007/05/04/kentucky-derby-time/
特別賭けるに値するオッズの馬はいないとしながらも、Hard SpunとSam P.はsmall positive expected returnがあるねと。他には、Stormello、Zanjero、Scat Daddy、Any Given Saturday、Nobiz Like Shobizが賭けるに値するオッズだと。人気のStreet SenseCurlinにはノータッチの方向で、Bwana Bull、Tiago、Storm in Mayの3頭は賭ける価値なし。Hard SpunとSam P.の単勝(?)と、賭ける価値ある7頭の三連複ボックスだと。
勝ったのは内からスルスルと抜け出してきたStreet Senseでしたね。
http://freakonomics.blogs.nytimes.com/2007/05/19/preakness-picks/
この年はPreaknessも記事にしている。
「Kentudky Derbyの勝ち分を全部Hard SpunとCircular Quayの馬連に突っ込むんだ!!」
「もちろんわたしのKentucky Derbyの予想に乗っかった人は勝ってないですよね」

2008年

http://freakonomics.blogs.nytimes.com/2008/05/02/this-years-kentucky-derby-winner/
賭けるとするなら、Big Brown、Anak Nakal、Bob Black Jackが候補になると。Court Vision、Recapturetheglory、Colonel John、Z Fortune、Tale Of Ekatiはダメ。
勝ったのはBig Brownでした。
http://freakonomics.blogs.nytimes.com/2008/05/16/thoroughbred-breakdowns-and-preakness-predictions/
この記事は、サラブレッドの故障率についての記事だけど、Preaknessの予想もしてる。
「もうBig Brownで仕方ないし、馬単買うならBig BrownにGayegoだ」
Big Brownが勝ったけど、Gayegoは2番人気でケツから2番目着順。

2009年

ヤバい経済学の著者のKentucky Derbyの予想が大外れだった件 - highriseの日記
最下位指名したMine That Birdが勝ってしまった年。

以上

まとめ終わり。
コンピューターモデルがどうこう書いてあるけど、ざーっと読んでいる限り詳しくは書いてない。期待値を計算して賭けるに値するかが基準になってるっぽいので、何が強いか、の予想ではないかな。