highriseの日記

自転車に乗ったり、外れ馬券を買ったりしている。

世界の壁は厚い

King Georgeでハーツクライが3着。
個人的な感想としては、予想以上に世界の壁は厚いということ。ハーツがドバイ以来の休み明けだったのに対し、Hurricane RunElectrocutionistはステップレースを使っての参戦だった差が出たとか、敗因となるようなものはいくつかあるんだと思う。
が、残り100mで先頭に立ったときはハーツが勝ったと思ったし、もし日本のG1なら余裕で押し切ってるはず。4角で脱落したように見えたHurricane Run、直線でハーツに競り落とされたかに見えたElectrocutionistが揃って差し返してくるのだから世界の超一流の底力は途方もない。
世界の競馬界でG1の中のG1といえるKing Georgeで小差の3着だからよくやったし、小頭数の紛れの少ないレースで、世界の馬産をリードするCoolmore、Godolphin、社台というグループのガチの勝負が見れたのはすごく見応えがあった。でも、やっぱり最後に差されたのが惜しい。エルコンドルパサーにしても、ハーツクライにしても、最後の最後で現地の大本命にやられているのがなんとも言えない。能力的には決して負けていないんだろうが、何かこう、勝負にいってからが違うというか。
ディープインパクトには凱旋門賞でこれ以上の結果を期待したいところだが、ディープでもHurricane Runに勝てる気がしないのは僕だけですかね。