highriseの日記

自転車に乗ったり、外れ馬券を買ったりしている。

ディープインパクト三冠達成

26日に修論の公開セミナーがあって、その準備をしなければならないので散々迷ったんだが、日曜日に京都競馬場に行ってしまった。
ディープインパクトの無敗の三冠達成を生で見れたので、やっぱり行ってよかったと思う。レース前から異様な空気で、一歩も動けないぐらい人がぎっしり。阪神競馬場はコース側が前面ガラス張りなのでとてもレースを見やすいが、京都競馬場はそうはなっていないので、外に出ないとレースを見れない!ニュアンスが伝わりにくいかもしれんが、分かる人には分かるはず。
レースはというと、直線向いたときにはヒヤッとさせられた。歓声もどちらかというと悲鳴に近かったように思う。横典アドマイヤジャパンが近年の菊花賞を勝つにはこれしかないという、中盤でペースを落とさず先行するレース運びをしたので、先に抜け出してきたときには、これは!と思った。が、ディープインパクトの追い出してからの脚が桁違い。菊花賞で33秒3で上がるって、何だそれ。
ラップは次の通り。
13.0 - 11.6 - 11.7 - 12.2 - 12.7 - 13.0 - 13.5 - 12.6 - 12.0 - 12.3 - 12.2 - 12.1 - 12.0 - 12.1 - 11.6
アドマイヤジャパンが中盤から12秒台でペースを落とさずにロングスパート。これ、例年なら4馬身差でアドマイヤジャパンが勝ってるレース運び。ディープインパクトに勝つならこれしかない。実際に、後ろにいた連中は何の見せ場もなかったわけだし。横典氏はこういうレースさせたら上手いよなぁ。菊花賞で三年連続2着てのはちとかわいそうだけど。しかし、ディープインパクトはそれを差し切ってしまうのだから恐ろしい。しかも、前半はかかりまくってたのに。ディープインパクト自身は上がり33秒3て、3000mのレースでこの上がりは凄い。
とにかく、無敗の三冠達成を競馬場で見れたことに大満足。あの臨場感はたまらん。そして、やっぱりクラシック三冠は面白い!3歳馬が秋に天皇賞を目指すケースが増えているが、決して適距離でないはずのアドマイヤジャパンが果敢にディープインパクトに立ち向かったのは賞賛に値する。これがクラシック3冠の醍醐味だと思う。インティライミにせよ、アドマイヤジャパンにせよ、例年なら圧勝しているぐらいのパフォーマンスを見せているだけに関係者は悔しさ一杯だろうが、ファンとしては、ありがとうという気持ちで一杯。
ま、馬券でいうと、アドマイヤジャパンローゼンクロイツを、コンラッドミツワスカイハイより先に切ってしまった私は馬券なんてどうでもいい!東京のメインをせこく三連複でゲットして、そそくさと帰宅。