highriseの日記

自転車に乗ったり、外れ馬券を買ったりしている。

AJたまがわ大忘年会 2016

週末は西伊豆の土肥でAJたまがわの大忘年会でした。

12月3日(土)

西伊豆までフル自走は辛いので、とりあえず輪行でワープ。8時半過ぎに武蔵小杉からJRに乗って、電車に揺られながらどこで降りるかを考える。熱海から自走のつもりだったけど、電車に乗った段階で函南からでいいんじゃないの派が急速に優勢になっていた。函南から西伊豆スカイラインだけ登るという案だったのだが、FacebookTwitterを見ていると、みなさん小田原から箱根越えとか都内からフル自走とか元気一杯だったので、軟弱な函南案は却下して、やはり二つぐらいは峠を越えようという結論になり、強い気持ちで熱海下車。時間は10時半頃。亀石峠と西伊豆スカイラインを登って土肥に下るルートで行くことにした。
なお、真鶴駅の手間で線路と並行している国道を眺めているとたまがわジャージかつ短いレーパンの人が走っていたのを発見したが、12月に短パンなので、あぁこれはとりさんだと確信した。

観光客だらけの駅前で輪行解除して、ブルベでおなじみの海岸沿いのトンネル回避ありルートで宇佐美へ向かって走り出す。

熱海から走り出してちょっといった上多賀のあたりで、とりさんを発見。後輪のハブが壊れて、ペダルを回しても空回りしてしまうらしく、ここから輪行で戻ってレンタカーで移動ということになったそうな。また忘年会会場で!と別れて、走行再開。
いつものルートを行き、宇佐美まで下って今回は右折し、亀石峠へ。

自転車で峠を越えるのが伊勢1000の豊川から岡崎へ抜けるとこ以来だし、その前はというと白馬・木崎湖600のときなので、登りがめっちゃ辛い。あっさりインナーロー出動。修善寺駅から西伊豆スカイラインまでの登りは亀石峠の倍ぐらいあるので、この時点でかなり先行き不安になる。

なんとか登頂し、修善寺へ向かってダウンヒル

途中、サイクルスポーツセンターの入口があった。こんなとこにあるのね。


修善寺駅まで下ってきた。亀石峠からの下りの風景は地元感があってよかった。
んで、修善寺駅のコンビニで軽く補給を済ませてから、西伊豆スカイラインへ向かって走り出す。


とりあえず修善寺
ここを通過すると緩々と登り始めるが、辛い。もう大変に辛い。本格的な斜度になるとインナーローで体をよじるダンシング(辛いときの苦し紛れの酷いダンシング)も交えてヒーヒーハーハー言いながらだるま山高原キャンプ場まで到達。ちょっと先にレストハウスとやらがあるらしいので、そこまでなんとかかんとか辿り着く。



うむ、うむ。
さらに2kmほど行くと戸田峠。

左折すれば西伊豆スカイライン、直進すれば戸田港へ下るという分岐になっており、この分岐で立ち止まって10分ほど熟慮。もうめっちゃ辛いんですけど、果たしてこのまま行くのか、いややっぱり下ろうとか、ルートラボと睨めっこしながら考える。ルートラボによると、ここから先は4kmで200mアップぐらいというので平均すればざっくり斜度5%、一部厳しいとこでも8〜10%ぐらいが関の山じゃろと結論を出し、時間もまだ余裕があるので、それなら行こうということで、登り始める。

Woooooo!!




登ってきてよかった。ちょっと雲がかっていているが絶景です。ヒューヒューだよ!
写真を撮っていると後から車がやってきて、降りてきたのはとりさん。本日3回目。レンタカーを借りてきたそう。とりさんに続いて達磨山を徒歩で登ろうかと思ったものの、途中でギブアップ。近くにいたバイクの人に話しかけると、兵庫県からツーリングに来た方で自分の地元のこともよく知ってるし、出身高校とかもご存知でしばし歓談。こういう出会いがあるので、ツーリングは楽しい。

ここから一気に土肥まで下って忘年会会場のホテルへ。往路は70kmちょっとだったけど、まー疲れた。

12月4日(日)

当初の予定では沼津から箱根を越えて小田原まで下ってから輪行で帰るつもりで、ルートも引いてきてたが、沼津まで自走して輪行しようかなという気持ちになり、やっぱり土肥のフェリーに乗って清水から輪行にしようかなという気持ちになり、最終的には車で来ていたNさんの車に乗せてもらって帰ることになった。一番軟弱な選択肢だ。

Nさんが下田の名物店とんかつ一に寄ってから帰るというので、そこにお供することに。とんかつ一は石廊崎400のときにも存在は認識していたが、チャレンジする勇気がなかった。

店に入るなり、
店主「初めてかい」
我々「はい」
店主「じゃ、不味いミックス定食でいいな」
という強烈な洗礼を受けた。

食べてる途中にパスタが追加され、キャベツが追加され……。「ちょっとキャベツ追加しよか」の一言で最初にあった量よりキャベツが盛られているんですが……。パスタも同様。油断してると山盛りになっており、ちょっとした恐怖体験を味わうことになる。ご飯も執拗にお代わりをしないかと勧められ、一緒にいたNさんと顔を見合わせる始末。途中まで登ると急に残り距離が増えるタイプの大変タチの悪い峠だ。これ、石廊崎400で立ち寄ると、道中で最も厳しい峠になると思う。とんかつ一峠を越えてブルベを完走したとりさんすごいという結論になった。
腹一杯になり、下田からは国道を北上して、自走で帰ってる人のサポートカー体制で帰った。厚木の手前や海老名SA付近で渋滞はあったものの、19時前には帰宅。楽しい週末だった。
来年も健康かつ安全にブルベを走りたい。ということで、帰宅早々に2017年一本目の三浦200にエントリー。1月1日0時スタートで200km走ってから、1日の遅くか2日に帰省しようと思う。