highriseの日記

自転車に乗ったり、外れ馬券を買ったりしている。

プライベート・ライアン

Saving Private Ryan | Netflix
昨日の昼間に見た。戦争映画の定番。冒頭の戦争シーンは目を背けたくなる。戦争という場においては、末端の兵は駒にすぎないのだ。これを見て戦争の悲惨さを感じない人はいないだろう。でも、この悲惨なシーンは本編の導入にすぎない。中盤は冒頭や終盤のような激しい戦闘シーンはないものの、一人の人間の命の重さとは何かというのを常に問い掛けられる。ベタなシーンだが、未亡人に息子達の死が伝えられる一連のシーンが印象に残った。最前線で次々に死んでいく兵にも家族があって、待っている人がいる。しかし、戦争の現場では、命は実に軽い。戦争の映画をリアルに描くというのは、直接的なメッセージはなくとも反戦の思いが込められているのだと思う。
あと、戦闘経験もない凡人は、やはりアパムに感情移入してしまう。自分もきっとぶるぶる震えているだけになりそう。

メリッシュ役のアダム・ゴールドバーグ、ファビオ・アルに似てると思いました。