highriseの日記

自転車に乗ったり、外れ馬券を買ったりしている。

健康ランドヌール250 & 210

先週は金曜日に有休を取ったので木曜日から日曜日まで四連休となった。元々は実家まで走って帰ろうかと思っていたのだが、木曜日の雨でDNSし、金曜日、土曜日と一泊二日で走ってきた。

今月は誕生日月でK&H健康ランドの入館料が無料という特典ハガキが来ているので、自宅から走り出して、石和か興津の健康ランドで一泊し、自宅まで戻ってくるというざっくりした案を作成。ルートはRWGでざっくりと引いたので適宜修正しつつ走った。

一日目

金曜日の朝5時前に自宅をスタートして多摩川を上流へ。もうすっかりお馴染み。

先週に続いて風張峠を登る。前回は青梅へ下ったが、今回はもういっちょ柳沢峠を追加する。

道の駅たばやまで昼飯休憩。奥多摩200の試走のときはそそくさとリスタートしたものだが。

えっちらおっちら標高1400mまでヒルクライム。途中、ピークの手前で有名な名水わらびもちを食べる。標高が高く、着込んでいても寒いので、女将さんが外のスペースではなく、ストーブのある部屋へ通してくれた。14時過ぎという一日の中では一番気温が上がる時間帯なのに、1度とかそんなの。もう標高の高いところは厳しい季節だ。

ほぼ予定通り15時に柳沢峠へ到着。ここからずーっと甲府盆地まで下る。風が強く、こちら側の下りは、大きな橋を繋いでいるので、吹き曝しになるところが多々あり、ハンドルを持っていかれそうですごく怖い思いをした。下界まで下りてくると寒さはマシになった。

16時半ぐらいに石和温泉付近に到着。迷うところではあるが、まだ日が暮れてなかったのでとりあえず興津まで行く方向で。

西側の山(南アルプス)にかかる雲がどう考えてもヤバいやつで、これから富士川沿いを静岡まで走っている間に雲が東へ流れてきたら雨が降りそうな感じ。GPVを見ても山は雨が降っているようだし、雨具は上しか持ってきていないので、今日は石和の健康ランドで終了にしようかなとしばし逡巡。ただ、GPVの時間を先へ進めていくと、山にかかっている雲は東へ流れてくることはなく、富士川沿いはギリギリで雨に降られない予報になっている。こういうとき、突入すると得てして雨に降られてジ・エンドとなるものだが、今回は突入することにした。雨が降ってきたら身延線に逃げて、輪行甲府まで戻るもよし、静岡まで行くもよし、と。市川三郷あたりで、いわゆる雨の匂いがしたのでヤバいかなーと思ったが、まだ大丈夫。

ざっくり引いてあるルートは国道52号で興津まで行くというもの。先月、伊勢1000(海)で甲府から静岡に富士川沿いを行くルートを走ったばっかりで、なかなかの快走路だったことからそちらへ行けばよいものを、テキトーにしかルートを引いていないものだから、国道52号に頼ることにした。このルートだとすぐに身延線に逃げることができないのだが。とはいえ、雲が流れてくるものの、雨は大丈夫そうな雰囲気なので、ひたすら国道52号を南下する。

ところが、思っていたよりアップダウンが多く、柳沢峠の1400mの位置エネルギーを有効活用して、一気に興津までダウンヒルと思い描いていた青写真は崩れ去り、身延町、南部町あたりのアップダウンですっかり脚を削られた。必死のパッチでいくつものアップダウンをやりすごして駿河健康ランドに着いたのが21時頃。

ビールを飲んで、生姜焼き定食を食べ、風呂に入り、仮眠室でオヤスミナサイ。

ちなみに、某ぜっとさんが一日違いで宿泊したようだ。残念。ただ、ブルベでもないのに同じ日に宿泊するとある方面からあらぬ疑惑を持たれる危険もある。

二日目

4時半頃に目が覚めたので、そそくさと準備をして出発。近くのすき家に行ってみるも、24時間営業を中止している店舗らしく、ローソンで軽く補給をして東京方面へ。由比のスマル亭も開いていないし、とりあえず定番ルートを東京へ向かう。

富士川大橋を渡ったところですき家が開いていたので、ここでちゃんとした朝食。

引いてあるルートは、ここから箱根へ登って、長尾峠を通って御殿場へ下り、籠坂峠から山中湖へ行き、道志みちを下って自宅まで戻るルート。200kmぐらい走りたいなと思って、ぐねぐねとルートを引いたのだが、時間的には余裕があるし、天気もいいので、ルート通りに走る。

箱根峠を三島側から登ったのは初。交通量が多くて怖い。

箱根200で通ったルートで長尾峠へ向かう。芦ノ湖長尾峠は紅葉がとてもよかった。

御殿場のローソンで補給し、国道138号を登っていく。須走の道の駅は眼前に広がる富士山が素晴らしい。今月頭にはこの逆のルートを走ったような。

山中湖まで来ると、このセブンイレブンでレシートもらわないと!という気持ちになってしまう。悲しい性。

山中湖まで登ってくると空気がヒンヤリしている。全般的に寒々とした印象だ。下界はウインドブレーカー不要だったけど、山中湖畔ではさすがにジャージだけでは無理。しっかり着込む。

道志みちの長い長い下りである。気持ちのいい下りなのだが、対向車もあるし、なにより途中にちゃんとした登り返しがあるのが辛い。一気に下れるように再整備してほしい。よろしくお願いいたします。

下ってきて、三ヶ木の交差点のあたりまできた頃にはすっかり日も暮れ、ナイトランへ。

ここからは市街地走行で基本的には今月頭に道志みちへ行ったときのルートを逆に行く。相模原市内を抜け、町田を抜け、というルートだが、市街地が渋滞で大混雑。ブルベだったらドキドキするぐらい時間のロスがある。で、運動量も上がらないので、どんどん寒くなってくるし、腹も減ってくる。元々自宅まで帰ってから夕飯にしようと考えていたのだけど、もうこれは我慢できんということで芝溝街道を走っている途中、町田の新袋橋交差点のかつやに緊急ピットイン。食べないと発熱しないし。

ロースカツ定食を食べて復活。やっと寒さもマシになり、元気を取り戻した。あとは川崎市に入って尻手黒川線を元住吉まで。

一日目が自宅から風張峠、柳沢峠を経由して駿河健康ランドまでの250km、二日目が駿河健康ランドから箱根峠、長尾峠、籠坂峠を経由して自宅まで戻る210kmということで、二日で460kmほど稼ぐことに成功した。