highriseの日記

自転車に乗ったり、外れ馬券を買ったりしている。

2020 BRM920 神奈川600km 興津

BRM920神奈川600km興津(BRM530から変更) - Audax Japan 神奈川

こちらはサイト上では21日スタートが5人となっているけど、最終的にはもう少し多かったらしい。350kmの塩尻に宿を予約済みなので、サクサク行くのが一日目の目標。原田橋が通れるようになり、ルートが天竜川沿いに戻ったのだが、これは昨年の秋にぜっと旅行社のツーリングで通ったところなので、大体イメージがつくし、遡行していく形になるけど、あんまりアップダウンのないのはイメージに残っているので、日付が変わるぐらいには塩尻まで行けるんではなかろうかという算段。

というわけで、そそくさと出発し、去年寄り道してソフトクリームを食べたいしだ茶屋とかをすっ飛ばしていく。それにしても天竜川は眺めが雄大で思わずワーオとなりますね。去年までのコースよりこちらの方がよろしい。途中、工事で片側通行になっている箇所があり、警備員のおじさんはいるものの、カウントダウンの時計もないし、えらく長く待たされるので、思わず「これ何分待たされるんでしょうねぇ……」って隣りのバイクのお兄さんに話かけたら、「自転車は行ってもいいよ」と通してくれた。その後、まったくバイクの方が来なかったので黙って待ってたら10分単位で待たされたんじゃなかろうか。

東栄町の中設楽のコンビニで軽く補給を済ませ、新野峠には17時半に到着。塩尻までの距離を考えると日付が変わるか変わらないかぐらいには宿に到着しそうだけど、きついのは新野峠を下ってから飯田あたりまでのアップダウンの連続なんだな(去年学んだ)。PC2に到着したのが19時30分ぐらい。新野峠を下ったあたりで追い付いたもう一人の方(Aさんとしよう)も塩尻まで行くとのことだが、「少し後悔しています」とのこと。たしかにまだまだアップダウンの連続だしな。ということで、ここからはどんどんグロス速度が低下し、塩尻の宿に到着したのは23時半。23時には着くと思っていたので連絡せずに走っていたが、23時過ぎに宿の方から電話がかかってきた。大変申し訳ない。

ブルベの最中の仮眠は最低でも3時間寝れば十分というのが自分のスタイルなので(2時間だと翌日がつらい)、3時半前に再出発。ちなみに塩尻駅前のビズホテルの方は「自転車で来られたんですよね?自転車はどこへ?」「自分は外に駐輪でも気にしませんが……」「いけませんお客様!こちらへどうぞ!」みたいな感じで中へ招き入れてくれてとても親切だった。全然気にしていなかったけど、予約時のプランがそうなっていたということで、ペットボトルの水一本や熊よけの鈴をもらった。ありがたい。ここは4時間弱の滞在であった。

あと早めにリスタートしようと思ったのは、塩尻から先のアルプスグリーン道路を交通量の少ない時間帯に抜けたいと思ったから。400のときは夕方で渋滞していたし、トラックも多いし、路面状況もあんましよくない。ので、車が通らない内に道路のど真ん中を走りたい。貯金を使い果たして5時とか5時半リスタートだと交通量が増えそうで嫌だなというのもある。リスタート後のすぐのコンビニでガツンと補給をし、400でも走ったアルプスグリーン道路を駆け抜ける。4時とかでもトラックが通るのが嫌らしい。松本あたりでAさんに追い付いて再会を果たした。

二日目は二日前に走った道をまた走るだけなので、無心で甲州街道を下った。Aさんは鰍沢口を出た後、富士川沿いのアップダウンに閉口して「また登りか〜!」みたいな感じでダレまくっている様子だったので、二日前にも走っている知見を生かし、残りのアップダウンはいくつだとか県境までの我慢だとか激励しつつ帰ってきた。最後は一緒にゴール。

15時半過ぎに帰着すると雨がパラついてきたので、さくっとレシートをゲットし、新野峠以降はずっと前後していたAさんに挨拶してすぐに興津駅に移動。ジャージのまま電車に乗るのはヤバいので普段着に着替えて新幹線で帰宅。