highriseの日記

自転車に乗ったり、外れ馬券を買ったりしている。

BRM1001 たまがわ200 奥多摩 試走

BRM1001 奥多摩200 (2017) | AJたまがわ

詳細な道路状況のレポートなどはないとーさんが試走レポートとして書かれると思うので、時間の経過をメモ書き。風張峠を登って下りてくるだけのコースに見えるけど、丹波山へ向かうのも登り基調だし、風張峠以外は全面的に信号との戦いなので、マージンを稼ぎにくい。

たまたま休暇を取った日(9月20日)が同じだったので、急遽一緒に試走へ行くことになった。ないとーさんが6時スタートで試走に行くそうなので、自分もそれに合わせて5時半前にスタート地点に到着。

ないとーさん、スタートのセシオン杉並に到着した時点で反射ベストを着ていない。思わず「アレッ?反射ベスト着てないじゃないですか〜」と言うと、奥さんに車で届けてもらうようにしたとのこと。一年ぶりとかだと忘れがち。

以下、平日の状況ですので、当日の日曜日とは状況が異なるかもしれない。通過時刻はSwarmのチェックイン時刻。

スタート~PC1武蔵五日市(クローズ09:30)

ないとーさんがパスタを食べ終わるのを待って、6時すぎにスタート。朝の通勤時間帯ということもあり、交通量は多いし、信号も多く、多摩川に出るまではひたすら我慢の時間。6時を少し過ぎてからスタートしているとはいえ、最初の1時間で15kmも進んでいなくてちょっと焦った(実際には60kmまでは制限時間は平均15km/hの計算ではないが)。

矢野口で写真を撮って折り返し、定峰200等で使ういつものコースに出てやっと快適に走り始める。途中で多摩川沿いを離れ、北関東400等で使うコースへ。ここも朝の通勤時間帯で、車の横を通り抜けることも難しく、一つの信号を通過するのに三回信号の切り替わりを待つことも。巡航速度が極端に遅いわけではないので、単純に信号待ちの分だけどんどん時間が過ぎていく。PC1に着くまではずっと信号峠だった。

小川の交差点を曲がって、PC1に向かっている最中だったか、マージンがないなーと思って聞きました。

私「ちなみにですけど、ないとーさん、PC1では何分ぐらいマージン確保する予定なんですか」 な「40分ぐらいの予定だったんだけどねぇ」

8時50分が到着予定だったのだが、この時点ですでに9時を過ぎていて早速ビハインド。9:30クローズのPC1に到着したのが09:17で、当初計画からは約30分の下方修正。PC1を出発したのが9:30なので、実質マージンゼロでの風張峠アタックとなった。

PC1武蔵五日市~風張峠

な「当初の風張峠の通過予定を25分後ろ倒しして、12:45に通過しよう」

といって出発。風張峠までは32km、そのうち斜度がややキツくなるのが最後の7~8kmぐらい。3%ぐらいで登っている間は15km/h前後の巡航で進むが、しばらくすると、ないとーさんが脚が攣ったといって停車。一年ぶりのブルベな上に峠を登るのは一年以上ぶり。さらに今年に入ってろくに自転車に乗っていないそうなので、200kmとはいえ、なかなかチャレンジング。

走り出してしばらくすると、ないとーさんの自転車の変速がとても渋い事に気が付く。インナーローに入れるとローから一枚二枚ほど勝手にギアが戻ってしまう。インナーローなし縛りは厳しいということで、その度に止まって調整。徐々に時間を削っていく。

そうこうしていると、今度はさっきと逆の脚も攣ったということで、まだまだ序盤なのにすでに風張峠12:45も微妙かもという雰囲気。

何度もディレイラーの調整をし、最終的には解決したものの、それとは別の小休止も何度かあり、都民の森に到着したのが12:27だった。水分補給をして、13:00には風張峠に着きましょうと再出発し、小休止を挟みつつ、風張峠の通過は13:00ぐらい。修正した計画から15分ほどの遅れ。

風張峠~道の駅たばやま(仮想クローズ13:00)

風張峠からの下りが12~3km、そこから道の駅たばやままでが10km弱なので、下りで30分ぐらい、道の駅たばやままで30分ぐらいで行けるんじゃなかろうか?そうすると、14:00少し過ぎぐらいに道の駅たばやまに到着して、14:15に再出発すれば、40km先の青梅のPC2(15:56クローズ)まで、チャレンジではあるが、なんとかなるのではと思っていた(これはベストシナリオに近いが)。1時間半で44km、下り基調なので絶対に無理とも言えない。

そういうことを考えて、順調に風張峠から下って、丹波山方面へ左折。しかし、ここからが意外に登り基調で、先に見える景色を見ても登りが続いているようなので、この時点でPC2に間に合わすのは無理かなと判断。また、登って下ってが何箇所かあるので、折り返して戻ってくる際に登りがあることを考えると、ちょっとなーと。

道の駅たばやまに着いたのが14:20で、写真を撮ったりしていると、再出発は14:30を過ぎる。

私「どうします?PC2の15:56にチャレンジします?」 な「ちょっと無理だねぇ」

ということで、PC2に間に合わせることは断念。

もう満身創痍という感じだ。

道の駅たばやま~PC2青梅(クローズ15:56)

それでもなるべく時間を失わないようにというペースで、青梅へ向かって下る。途中、工事で片側通行になっているところが多く、これに引っかかると数分単位で時間を失う。

PC2に到着したのが16:38で、40分ほど間に合わなかった。

「次の志木の通過チェックの仮想クローズに間に合えば、主催者権限で青梅を通過チェックにして、志木をPCにすることであるいは?」みたいな話も出たものの、冷静に考えて約1時間の借金を志木までの30kmで返済するのは無理だし、正直13時間30分でのゴールも微妙かなという話になった。ただ、そうはいっても主催者なので完走はしようと。

残り50kmの信号峠を普通に走ってどれぐらいマージンを稼げるか?稼げないか?を試してみるのも試走の意義だろうということで、ゴール目指してリスタートしたのが17:00過ぎ。

PC2青梅~通過チェック志木

PC2以降はゴールまで快適に飛ばせる区間がない。信号に次ぐ信号かつ交通量も多く、道が狭い区間もあって難儀した。特に所沢以降は歩行者や自転車の動きにも注意を払わないといけないので大変。

通過チェック志木に着いたのが19:12なので、青梅からの30kmに二時間ほどかかった。マージンを稼げていない。

なお、志木のコンビニがSwarmに登録されていなかったので、新しく作成しておいた。これも試走の仕事だ。

イザベラ600の反省を活かした。

通過チェック志木~ゴール杉並

志木から杉並もずーっと信号峠。19:20頃にリスタートし、途中でぜっとさんのチャチャ入れにも遭遇したが、ゴールまでの約20kmを進むのに1時間40分ほどかかり、杉並に戻ってきたのが21:00で、トータルで15時間。また、青梅からゴールまでの50kmを4時間かかった。マージンを失う結果だった。

結局、風張峠で作った1時間半の借金をそっくりそのままゴールまで抱えて戻ってきたということ。信号峠恐るべし。青梅のPC2を出るときに、少なくとも30分程度の余裕を持って出発しないとゴールまでヒヤヒヤすることになるかも。