マクニールの世界史シリーズを読んできたので、次はこれということでちょびちょび読んでた。
学校で習う歴史では疫病に触れることはあまりないと思うが、この本はそういうところを根掘り葉掘り掘っていく本。人類が地球上で生活をしてきた以上、疫病との関わりは切っても切れないものだったはず。文献が不十分ではあっても、あれこれ想像を働かせると、これこれこうなって、この出来事の背景には疫病がこのように影響を及ぼしているはずといった推察や、陸路による交流から船による交流になり、ある地域に限定されていた疫病の拡散のスピードが一気に加速したのだとかいう話を延々と述べてる。
- 作者: ウィリアム・H.マクニール,William H. McNeill,佐々木昭夫
- 出版社/メーカー: 中央公論新社
- 発売日: 2007/12/01
- メディア: 文庫
- 購入: 4人 クリック: 66回
- この商品を含むブログ (33件) を見る
- 作者: ウィリアム・H.マクニール,William H. McNeill,佐々木昭夫
- 出版社/メーカー: 中央公論新社
- 発売日: 2007/12/01
- メディア: 文庫
- 購入: 3人 クリック: 15回
- この商品を含むブログ (25件) を見る