Loudeacよりおはようございます!実際問題、ここでもう少し長めに寝ておくべきだった。あと、残りの行程のどこで仮眠するかを特に決めずに走り出してしまったため、ここからの復路はかなりgdgdです。各コントロールで机に突っ伏して1時間ほど寝るというのを繰り返していたのでとても効率が悪かった。
cherryさんも同じ時間に再出発するところだったが、ここからは自分のペースで。Loudeacを出た後はまたシアトル勢が集団になっていたので、そこの一員としてしばらく走る。が、どうにもこうにも眠いので途中で離脱。道端に座り込んでしばし仮眠。復帰してものろのろ運転でペースが上がらない。cherryさんはトレインに乗ってさーっと抜いていった。
写真を撮るためではなく、眠いので仮眠するために停車している。
Quédillac (services only) 843km
泥水コーヒーと泥水スープ。絵的には全然よくない。
あぁ!スープに!
壮絶。
TINTENIAC 869km 7:32 6:58 0h34m
食べるわけではなく、寝るために食堂へ。机で寝る。
各種死体。
出発前に簡単に補給をしておく。眠気覚ましにコーヒーを。
FOUGERES 923km 11:41 10:31 1h10m
ガツンといきます!というか、ガツンといきすぎた感がある。食べ切るのに苦労した。
これのおかげで結局ナビはほとんど必要なかった。GPXのデータと違っていたけど、看板を信用して進む。
また延々とアップダウンが続く。途中、眠くなったので日陰に避難して座り込んで休憩。見知った顔がどんどん通過していった。
しばらくの間、R東京のスタッフのみなさんのトレインに無賃乗車をかましていく。ありがたかった。自分が見た範囲内では、日本勢である程度のペースでトレインとして成立していたのはこのチームぐらい。本当にお世話になりました。こういうトレインをもっと増やせたらいいですねぇ。
途中でよしおかさんとパン休憩。「年をとると腸の粘膜がはがれて白いのが出てきちゃうんだよ」「はい……」というなんともいえないトークを聞きながらパンオショコラ(覚えた)をいただく。
VILLAINES-LA-JUHEL 1012km 18:46 16:29 2h17m
そこそこ順調ではあるが眠い。
オバタさんとともに食堂の端の方に陣取り、机で仮眠。
アップダウンはそんなにきつくないのだが、眠いのでなかなかペースが上がらない。
日本人男性の死体です。
私設エイドの親子と。ピース。
MORTAGNE-AU-PERCHE 1097km 1:48 22:57 2h51m
残り100kmちょいのところまで戻ってきた。
とりあえず食事を済ませ、その場で仮眠。
近くにはいい場所を確保したコバヤシさんが。
そしてMortagne-Au-Percheを出た後、途中の街のカフェなどでベンチに座って仮眠を繋いで対処してきたが、ついに我慢できなくなり、道端で寝るという実績を解除することにした。
ここをキャンプ地とする!というやつです。面倒臭いのでエマージェンシーシートを使わずに寝たら寒くて凍えた。Mortagneで仮眠所を使って大休憩すべきだった。
ここからDreuxまでは本当に試練の区間。とにかく眠くてペースが上がらないので、どんどん抜かれていく。トレインに乗ろうにもついていけない。Dreuxにはどうにかこうにか辿り着いたという感じ。
DREUX 1174km 8:16 5:26 2h50m
ただ、ここまで来たことで、時間内に完走できる目処は立った。
パリブレストをいただく。んで、またそのまま机で仮眠。
左にコインが見えているけど、コントロールで食事の代金を支払うときに、硬貨の数を数えるのが面倒臭いので紙幣を渡して硬貨をお釣りをもらうということを繰り返していたら、どんどん硬貨が増えてしまった。硬貨はブルベカードに入れて首からぶら下げていたので、首にかなり負担がかかっていたのだと思う。それに加えて、寒い野外で寝たことによるダメージですっかりシャーマーズネック気味になってしまった。残り40km強だがしんどい区間になりそう。
ここまでウールジャージメインで走ってきたけど、最後はたまがわジャージでゴールしたいので、ウールジャージの上にこいつを着る。
シャーマーズネックでも片手で首を支えながら普通に走れるのは去年の九州ヘブンウィークで500km程度をひどいシャーマーズネックのまま走ったという経験があるからだな。あんまり真似してはいけないが、経験が生きている。
そしていよいよゴールへ。
RAMBOUILLET 1219km 12:00 9:54 2h6m
1200kmをノートラブルで走り切ったパナチタン(正確にはパンクしているのだが)。日本中あちこち走り回ったし、アメリカにも行ったし、今回フランスにも来れた。いろいろな経験をさせてくれたこの自転車には感謝しかない。
満足のいく食事でした。ここはおかださんやよしおかさんと一緒に。
日本人の集合写真を撮り終えた後、まだホテルまで戻らなければならない。シャーマーズネック気味ということもあり、Rambouillet駅まですら自転車に乗りたくないので、「もうあんまり自転車乗りたくないねぇ」というみいさんと一緒に徒歩で駅まで。
途中、ポルトガルの方に声をかけられ、ジャージを交換した。
パン屋には目がないみいさん。
結局、Saint-Quentin-en-Yvelines駅からホテルまでも徒歩で帰る。
ドロップバッグを受け取りに隣のホテルまで。
完走後の打ち上げなどなどを当日Saint-Quentin-en-Yvelines駅の近くでやるか!という話にはなっていたのだけど、そんな元気はなく、ホテルに戻ってシャワーをしてPAULで買ったパンを食べて横になったらそのまま寝ていたのであった。