highriseの日記

自転車に乗ったり、外れ馬券を買ったりしている。

Tour de France 2014 ピレネー2日目

ドイツのお喋りおじさんフォイクトさんが元気に逃げてた。新城選手も逃げに乗ってアッピール。
途中で、補給係をしていたモビスターのスタッフとダーブリッジが衝突して転倒。ダーブリッジが激おこになっていたけど、あれ、選手にしたらたまらんよなぁ。モビスターはエースもその走りでリスペクトを失う感じなのに、スタッフもやらかしてしまっている。なんか、こう、残念感があるチームだよね。
AG2Rはこの日も最終局面で二人揃えてレースしてた。ペローさんにいたっては、またニバリのアタックに反応して付いていく始末。ツール始まるまでは微塵も想像しなかった現実だ。まぁ、総合優勝は余程のアクシデントがない限り、ニバリさんで決まったし、プロトンも焦点は2位以下の争いに移っている感じ。2位以下の争いが白熱する一方で、ニバリさんは淡々とマイヨジョーヌを守る走りをして、最後に自分でアタックしてさらにタイム差を広げているという状況。総合優勝争いという意味では、今年のツール、まったくおもしろい点はなかったと思う。ニバリさんが磐石すぎたからなのだが。あと、バ師匠はこのステージも途中でどんどん遅れていったくせに、最後に帳尻合わせる走りで、ほんともう……って感じ。
ステージを勝って、山岳賞もトップに立ったマイカちゃんだが、この勝利にはリース監督のチームっぽい戦略を感じる。若手の割に冷静でしたたかだよねと。コンタドールがいなくなってからでも残りのメンバーでステージ3勝を上げているわけで、事前ではやっぱスカイがチームとしては強いと言われていたけど、実際にはティンコフサクソもチーム自体が例年になく強かったというのが真実で、それだけにコンタドールのリタイアが残念。あと、このステージの途中で単独先行して奮闘していたスカイのキリエンカさん。この人は人を殺している目をしている。かっこいい。