highriseの日記

自転車に乗ったり、外れ馬券を買ったりしている。

SR600 上毛三山

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6月は日が長いのでSR600にはとてもよい。

金曜日の4時発。スタート時は雨が降っていなかったけど、伊香保温泉への登りでポツポツ。榛名山を登っているときに本降りになってきた。今の季節は寒くもないし多少濡れても問題ないけど、レインウェアなしでは辛い雨だったので諦めた。

上毛三山は前半の山場が景色の見所だと思うが、残念ながら一日目はただ真っ白な霧の中を走っていただけだった。さらに下仁田あたりからパワーメーターが普通に走っていても500wから700wあたりを示すようになったので、水没したかと思って何度も停車して軒先をお借りして拭き拭きしたりするものの全く改善せず。岡山1200のときも雨で異常値が出るようになったけど、雨の度にこれではなぁ。こんだけパワーが出るならTDFを優勝できるのではないか。あと、標高の値もおかしくなっていたが、これはまぁしょうがない。

中之嶽神社への登坂中にザーザー降りになり、妙義山は一瞬たりとも見えなかった。下りも道路が滝のようになっていたのでおっかなびっくりで全然スピードが出せない。二度上峠からは浅間山が見えるはずだがこれも真っ白であった。

長野原と草津でコンビニ休憩を入れて野反湖へ。野反湖では雲を突き抜けてようやくスカッとした景色を拝めた。雨で予定からだいぶ遅れていて、明るい内に暮坂峠を通過したかったが暗くなってしまった。21時過ぎに四万の宿に到着。元々は近所の寿司屋で夕飯にしようと思っていたけど、雨とパワメのトラブルで間に合わないこと間違いなしだったので、草津のコンビニで買ってあったおにぎりで済ませた。

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ちなみに野反湖信濃川水系らしい。てっきり利根川だと思っていたのだが、野反湖を眺めたときにこれはどこから川が流れ出ているのだろうと思ったら、北側にダムがあるらしい。学びがあった。ブルベであちこち行って湖を見るたび、これはどこから川が出て、どこに繋がっているのだろうというのが気になって仕方ない。

二日目は4時にスタートするつもりで起きたけど、外はザーザー降り。幸い5時には止みそうだったので一時間ほどゴロゴロして時間を潰した。ブレーキレバーがスカスカになってきたのでEQUALのブレーキキャリパーを調整してから出発。ポツポツ降っているぐらいなのでレインウェアなしで大丈夫なぐらい。

中之条のコンビニで一休みしてからロックハート城に向かっていると反射ベストの方とすれ違う。どうもRさくらの渋峠行きの参加者だったようだ。

水上のファミマ(北関東の際に立ち寄った)で休憩してこんろく峠までの食料を買っておく。なんせ長いし。片品のデイリーヤマザキ(北関東の際に立ち寄った)でまた休憩。こんろく峠も赤城山への登りも日陰が多くて助かる。赤城山なんて南側から登ると太陽にやられそうだが、北から登るので直射日光を浴びるということがなくて快適だった(登り自体はしんどいが)。

赤城山から下りてきてからのアップダウンが大変。からっ風街道、名前からしてろくなもんじゃないだろうなと思ったが、嫌な予感の通りであった。

まだ明るい内に草木橋に到着。あとは桐生まで。桐生駅前のホテルを予約してあったので駅の周辺で夕飯にしようと思っていたけど、駅前をうろうろしても何もないのな。一人だとこういう予習を全然やらないので結局コンビニ飯。

三日目は4時にリスタート。最終日は市街地の平坦路と登りが一つだけ。登りは蛇喰渓谷というらしい。一部急なところがあったけど全体的に緩やかな登りだった。下りは狭い上に道が荒れてるし、対向車も来るしでちょっとヒヤヒヤした。

9時半前に高崎駅に到着。10時14分に小田原行きがあるようのでそれに合わせて帰宅準備。スタート前日に登利平に行ったし、午後には雨が降る予報なのでさっさと帰る。高崎は武蔵小杉まで乗り換えなしで帰って来れるのでアクセスはいいな。宇都宮もだが。武蔵小杉に着いたらポツポツ来ていたので急いで帰った。

上毛三山、高崎を中心に三方を山に囲まれた群馬の地形と群馬から一歩も出ないテーマが合致したいいコースだった。ダメだと思ったら高崎方面に下ればいいだけでエスケープもしやすいし万人向けのSR600だと思う。