highriseの日記

自転車に乗ったり、外れ馬券を買ったりしている。

2022 BRM604 たまがわ600km 野辺山(事前認定)

BRM604 野辺山600 (2022) | AJたまがわ

試走レポートにいろいろ書いたのでもうあんまり書くことなし。

全然雨の想定をしていなかったけど、飛梅1200の装備のままで、背中のバックパックがスカスカになるのが嫌だなと思ってなんとなくレインウェアの上下を入れていったら、そのレインウェアの上下に命を救われたという感じ。念のためフルフェンダーを装備していたのがよかった。

高崎までは白馬・木崎湖300のパクリなので何も見ないでも走れてしまう。

赤城山

榛名山

去年下見に行った際には高崎から渋川までバイパスを通ったけど、そこそこ登らされるし信号が多くてあんまりいい感じではなかったので、渋川街道の旧道(?)を採用した。その分高くて見晴らしのいいところには行かないので、赤城山榛名山をババーンと見渡せるところがなくなってしまった。ので、いい感じのところを探した。

景色はいいんだが、登り基調で向かい風が強いと全然進まない。特にちぇりーさんは辛そう。よって、月夜野のでかい橋を登り切ったところで休憩。オークスの結果をチェックしてたけど、発走が遅れてたのだろうか。スターズオンアースの二冠達成、父ドゥラメンテなので血統を見るとオークス性はも意外ではないけど、あんまりイメージが湧かなかった。

ここからがまだまだ長い。

先月に続いてまたやってきました。先月は氷点下でブルブル震えていたが今回はそんなに寒くありません(暖かいわけでもない)。三国峠の新潟側への下りはトンネルが超怖い。湯沢、石打と下りてきたところで暗くなった。で、十二峠というのを登る。

峠の斜度としてはこれが一番きつい。でも短い。下りは真っ暗なので鹿に注意する。

津南のコンビニで休憩しているときに長野の宿を予約。向かい風で言うほどペースもよくなかったし、上田まで行くのはちょっと無理ですなということで。

で、津南を出発して栄村に入るぐらいからポツポツ。雨予報は出てなかったので、油断してたらどんどん雨脚が強くなり、トンネルで一旦停止してレインウェアを着込む。このコースを引いたときに、一番嫌な展開が日没後に津南から長野へ向かうところで雨に降られることだなと思っていたけど、まさにそのままの展開となった。ザーザー降りで雷はピカピカ、やべぇぞこれという状況で無言でとにかく前へ進む。途中、道の駅野沢温泉に避難して休憩するものの、雨雲レーダーを見ても逃げようがない。飯山線の終電もないし、とにかく長野まで行かないとどうしようもないので、覚悟を決めて続行。長野の市街地が見えたときは本当に安心した。レインウェアがなかったら長野でDNFしてたと思う。

長野ではセレクトインへ。一時間借金を背負うことにして、1時から4時20分まで滞在。

二日目は予定通りの出発で、一応晴れてはいるものの、なぜか時たま雨粒を感じる微妙な雰囲気の中を上田へ。平坦なのでサクサク進む。

小諸のコンビニからは浅間山がババーンと見える。

野辺山高原に入ると八ヶ岳がお出迎え。あんまり時間に余裕がないので、JR野辺山駅なんかはスルー。

気温は高いけどカラッとしていて風が冷たいので休憩していると結構寒い。

野辺山から甲府へのダウンヒルは天気がよいと富士山がババーンとお出迎えしてくれるのがよいですね(写真なし)。下界まで下りてくると甲府盆地はむっとしていてとても暑い。標高差が1000mぐらいあるのでさもありなんではあるが、急な変化でなかなか厳しい。

一休みして笹子峠にアタック。笹子峠では少々借金を背負うかもしれないというペースだけど、その後の下りで取り返せるし、まぁなんとか制限時間には間に合いそうだなという状況でほっと一安心。笹子峠は雰囲気のある峠でいい感じ。

国道20号の下りはがっつり向かい風で、こういうときちぇりーさんがなかなか落ちてこないので、信号とかで何度も待った。まぁそれでも貯金40分ぐらいまで回復してコントロールに到着したのでもう大丈夫。

と思っていたら甘かった。なぜか路面が濡れていて怪しいなーと話していたら、尾根幹に入るぐらいで雨が降り出し、レインウェアを着込んだりして時間をロスしたので、最後はギリギリ隊でのゴールとなった。

ハイライトとなるところが晴れたのはラッキーだったけど、深夜に長野の北部で雨に降られたのはとても辛かった。飛梅1200や近畿400以上の疲労であった。やはり天気が崩れるとブルベ の難易度は上がる。