当初の天気予報が一変し、天候に恵まれたのでなかなか快適なブルベだった。二年前にイザベラバードヘブンウィークで東北を走ったが、やはり東北はサイクリングをしていてとても気持ちがいい。
AJ神奈川 イザベラ・バード ヘブンウィーク - highriseの日記
エントリーするにあたり、AR日本橋のサイトに提示されたモデルプランの矢板宿泊はどう考えても近すぎるなと判断。1泊目は白河か郡山のファミレスか健康ランドを想定。2泊目はエントリーして早々に気仙沼の宿を押さえた。あとはそのままゴールまでと思っていたけど、某愚連隊のみなさんが天童で宿泊するとのことだったので、自分も3泊目は天童の宿を予約。
メインの計画では1日目に340kmの郡山の健康ランドで仮眠、2日目は640kmの気仙沼で宿泊、3日目は立石寺を折り返した850kmの天童で宿泊、4日目に残り150kmをやっつけるというもの。初日から340km、300km、210km、150kmと、順に短くしていくもので、ポイントは2日目にちゃんと気仙沼に辿り着けるか。上手くいくと2日目に三陸海岸のアップダウンが終わるので、3日目と4日目はゆるポタで終了となる。スタートが11時なので微妙だが、普段の600kmブルベから換算すると2日目から3日目に日付が変わる辺りで気仙沼に到着するだろうと想定。プランBは特に考えない。終わってみればほぼ想定通りの走行になったので結果オーライである。
あと、芭蕉の像をどうこうというのもテーマに設定されていたけど、これは準備がぎりぎりだったのでパス。先週の石廊崎の事前認定で落車して、ヘルメットが割れたりホイールの修理などが発生してしまったこともあるが、ルートや荷物の準備を一日前に慌ててしているようではいけない。ので、今回は単純に認定だけを目指したブルベです。
Day 1
スタートまで自走したらいきなり雨に降られて大変悲しい気持ちになった。数分ごとに雨宿りをしながらスタートへ向かう。少しでも雨足が強くなると即雨宿り。スタート前にあまり濡れたくない。
スタート 11:00
ということで、雨宿りしながらスタートに向かったので、木場公園に到着したのがぎりぎり。そそくさとサインをして車検をしてもらいスタートした。もうちょいゆとりがほしいものです。
場所柄仕方ないことだが、スタートからしばらくは信号峠でペースが上がらない。向かい風もあって、あんまし楽ではない。江戸川や荒川の民ではないけど、関宿あたりは何度か走っているので、あぁこの辺ねという感じ。
AJ福岡ジャージの方がいた。遠征組とのこと。なんか見かけたことあるなぁと思ったら、去年のAJ福岡の忘年会でお会いしているのだった。この方とはゴールまで所々でご一緒した。FacebookにAJ福岡のばんばんさんから「AJ福岡の狂犬が参加しているからよろしく!」というコメントがあったので今後は狂犬さんとする。
PC1 セブンイレブン総和新小堤店 68.9km 14:34
今回はPCやフォトコントロールが20以上もあるので、あんまりダラダラしているとそれだけで時間を食う。ので、補給を済ませるとさっさと出発。普段のように無駄にお喋りをしている暇はないのだ。
通過チェック1 大神神社 94.8km 15:55
今回は写真を撮ればいいだけらしいが、なるべくSR600スタイルで自転車も入れるつもり。
鹿沼のあたりももう何度走ったかわからん。途中、セブンイレブン鹿沼樅山店(16:47)で休憩を入れていく。レシートによると、トロピカーナのオレンジを飲んでいる。この旅ではビタミンCを豊富にとり、口唇がカサカサになるのを防ぎたい(二週前のSR600KWでは上手くいった)。
道幅が狭かったので止まって写真を撮ることはしなかったけど、例幣使街道の杉並木がとてもよかった。日光に到着する頃には日も暮れ、気温も下がって冷え込んできた。
通過チェック2 裏見の滝 148.0km 19:05
さくっと写真を撮って、元来た道をダウンヒル。途中のファミマで防寒装備に変更。補給はどうすっかなーと思ったが、下り基調だしPC2まで行ってからにする。まぁこの辺も何度も走っているのであんまりアウェー感ないですね。
PC2 ローソン塩谷町玉生店 181.2km 20:34
イートインがないので外で弁当をモグモグ。また、トロピカーナではなく、バヤリースのスポーツオレンジとかいう、これまた効きそうなやつを投入していく。
矢板で宿をとっている人はここで一日目が終わるようだ。この先は各自作戦が異なるのでバラバラになる。すでに書いたように自分はとりあえず続行。白河か郡山を目指すので、ここから通過チェック3に向かって登る。結構寒い。
まぁ1000kmを通して見たときにでかい登りはここぐらいやしなーと思って淡々と登る。
通過チェック3 殺生石 227.2km 23:21
殺生石から下ってきて最初にあるセブンイレブン那須一軒茶屋店(23:38)で装備のチェンジ。冬装備にする。インナーを追加したりしていると、キンヂさんがやってきて「昼間暑くて装備全部コンビニで送り返しちゃいましたよ〜もう寒くて寒くて」とか言ってるので、「この人は地元民なのにアホの子なのかな……???」って思ってた。
なるほどこれが死亡フラグというやつか。
KinGi on Twitter: "荷物重くてたのしくないんで選別する😇 https://t.co/SBdsjvC0Em" / Twitter
また、このコンビニでもトロピカーナのオレンジを投入した。
ここからはずーっと下りが続き、体感もどんどん下がってくるので、途中のコンビニでレインパンツも装着。脚の冷えがどうにもこうにも我慢ならない。極寒装備(真冬用のグローブとネックウォーマー)も登場だ。極寒装備は当初持ってくるつもりはなかったのだが、サドルバッグに余裕があったので、何気なく追加したものだった。助かった。
そんなこんなをしているとキンヂさんが追い付いてきたので、通過チェック4までらんでぶぅー。
途中、芭蕉の館はこっちみたいな看板が出てて、キンヂさんが「もうこれでいいでしょー!」と言ってたけど、激しく同意した。なぜ登って下るのか。なぜそれを折り返すのか。
通過チェック4 芭蕉の館 259.3km 01:06
とても寒い。が、キンヂさんは薄着でがんばっている。スマホいじってたらキンヂさんから離れちゃったので、次の通過チェックまでは単独。と、途中歩道でゴソゴソやってるキンヂさんをパス。少ない装備をやりくりして寒さを凌ぎたいらしい(笑)
通過チェック5 芦野遊行柳 275.4km 02:04
もはや柳の木など見えない。ド深夜に来る場所ではない。
ここからの道が大変な林道だった。こんなの通さなくていいでしょーとブツブツ言いながら登ったり下ったり。遊行柳で一緒だったぷじなみさん、福岡の狂犬さん、キンヂさんは先に行ってしまったので、一人でえっちらおっちら登っていく。
通過チェック6 白河関の森公園 289.0km 03:08
寒くなり写真が雑になってきている。SR600スタイルも断念。夜中の寒さは思っていた以上に厳しい。思わず途中のセブンイレブン白河白坂店(03:47)にピットイン。狂犬さんがカップラーメンで暖をとっていたので、自分もソバで暖まる。ファンタオレンジも投入したが……これはビタミン的にはあまり効果ないと思われる。
通過チェック7 新白河駅 302.2km 04:13
新白河駅は二年前のヘブンウィークの出発地であった。懐しい。
まだ眠気は大丈夫なので、新白河ではなく、40kmほど先の郡山までがんばることにする。新白河から郡山までは国道4号を通ったりでなかなかの快走路。
順調に飛ばし、郡山のまねきの湯に6時過ぎに到着。深夜営業だと仮眠は9時までとか書いてあったように記憶しているので、「寝坊の心配もないしさぁ仮眠だー!」と思って店の前まで行くと先客の若者ランドヌールが一人。何やら6時〜7時の間は入店できないらしく、7時まで待てということらしい。次の宿を気仙沼にしているので、一時間近く無駄に待つのは時間がもったいない。若者は石巻に宿を取っているから7時まで待って仮眠すると言っていたけど、自分はここでの仮眠を諦めてそのまま進む。
この健康ランドをオススメしてくれた某moritoさんにその場で苦情のDMを送っておいた。酷い仕打ちだ。気持ちを切り替えてここで1日目は終わったということにする。
Day 2
え〜、寝ておりませんので、2日目は仮眠を繋いでいく作戦に変更です。イートインのあるコンビニないかな〜と思いながら走り出し、郡山からしばらく走ったところにあるファミリーマート本宮兼谷店(07:06)で朝飯休憩。トロピカーナのエッセンシャルズビタミンオレンジというのを投入。
福島までは下り基調なのでヒャッハー状態。順調。
写真では伝わらないけど、吾妻小富士や安達太良山がバーンと見える風景はとてもよい。福島うらやましいぞ。あと、福島といえばちゃりけんさんおるかなと思ったけど、がまだすウィークに遠征されてるんだった。
通過チェック8 飯坂温泉 400.6km 09:50
さすがに眠気も出てきたので、ファミリーマート福島飯坂温泉駅前店(09:53)で買い物をし、駐輪場のそばの地べたに座り込んでしばし仮眠。今日はこのスタイルでいくんだと思うと悲しくなってきますねぇ。なんとかこれであと240kmを乗り切らないといけない。
次は仙台までの75km。県境を越えるときに登りがあるが、斜度はそれほどないし、登ってしまえば仙台までほぼ下り基調なので、ここも快走路であった。ノンストレスで調子よく仙台へ向かう。
途中の大河原町のファミリーマート大河原高砂町店(12:23)で昼飯休憩。飯坂温泉前後で一人のランドヌールと一緒になったけど、それも一瞬。郡山以降ずっと一人旅が続いている。誰も喋り相手がいないのはそれはそれで暇であるが、休憩をさくっと切り上げることになるので、時間効率はよい。
PC3 ローソン仙台河原町店 476.1km 14:13
誰かいるかなと思ったけど、誰もいなかった。そして誰も来なかった。あんまりオレンジジュースばっかりでもな……と思い、ザバス一本飲んですぐに石巻に向けて出発。
松島、石巻はこれまた二年前のヘブンウィークで走っていて、今回はそれを逆走する形。松島あたりは観光客で混雑していたし、渋滞もひどかったので早く抜けたい一心。また、松島を過ぎてから奥松島までのアップダウンは記憶にあったのでだいぶ気楽であった。あぁこんな感じこんな感じみたいな。
石巻の市街地近くまで来ると前方に福岡ジャージを発見。狂犬さんだ。日和山公園までご一緒する。この公園への登りがなかなか大変で30%の激坂である。最初見たときこんなん登るわけないやろって思ってそのまま左にミスコースした。しかし、やはり激坂を行けというルート表示である。まさか正規コースだとは……。狂犬さんは30%の激坂を勢いよく登っていったけど、自分は見た瞬間押し歩きである。こんなの無理無理。横に階段があるとこは押し歩きで、そこから先は乗車したはず。
通過チェック9 日和山公園 529.0km 17:19
ここまでいいペースで進行しているので、なんとか気仙沼には日付が変わるか変らないかぐらいには到着できるかなという手応えを感じ始める。最悪午前2〜3時までに着けばいいかなぁと思っていたけど、もう少し早く着きそう。
通過チェック10 ファミリーマート女川中央店 544.9km 18:13
女川は石巻からすぐ。気仙沼に宿をとっているぷじなみさんや狂犬さんと一緒になった。この時間に女川にいるということは気仙沼が宿ということである。御二方は先に出発していかれたのでまた一人旅。三陸海岸のアップダウンに突入。
ここで結構時間かかるんだろうなぁと思っていたが、想像していたほどにはアップダウンがキツくなかった(なんか結構勢いで登り切ってしまえるやつが多かった印象。長崎のリアス式海岸みたいなのをイメージしていた)ので、これは日付変わる前にホテルに到着するなと確信。本当は気仙沼や南三陸を明るい内に通過して光景を目に焼きつけたかったのだが、それはまた別の機会にしたい。
通過チェック11 ミニストップ気仙沼本吉店 630.7km 23:17
ホテルで食べる物を買ってすぐに出発。飲み物はまたトロピカーナオレンジだ。宿はラジェントイン気仙沼。通過チェックから思っていた以上に距離があった(5kmぐらいのつもりでいたけど10kmぐらいあった)のでどうなることかと思ったが、無事に日付が変わる前にチェックイン。自転車持ち込み可。
次の時間制限のあるPCは130kmほど先の鳴子温泉で、クローズが17:58。余裕を持って9:00に出発しても十分間に合うだろう。自分の走行プランの場合、気仙沼の到着時刻がポイントになると思っていたので、気が早いがこれで勝負あったなという気持ち。
郵送しておいたドロップバッグを受け取り、シャワーを浴びて即就寝。
Day 3
5時に自然に目が覚めたので、大浴場で朝風呂をキメる。ホテルのベッドで寝て、ちゃんと風呂に入ると疲労がリセットされるので、やはりホテル泊は重要。
荷物を詰め替えて宅配の手配をする。汚物は発送だぁぁぁ!
部屋に持ち込みを許可していただきありがたかった。設備もきれいで満足。よいホテルでした。
すぐ近くのジョイフルで朝飯。朝から肉とコーラというアメリカンスタイル。出発は7時半ぐらい。この日は200kmほど走って天童まで行けばいいだけ。
一関あたりは二年前のヘブンウィークでも走った道を逆走するルートになっていてとても懐しかった。この橋とかすごい印象に残っている。
天気もよく、アップダウンも適度にあって楽しい。北上川沿いの景色もすばらしく、もうゆるポタモード。心が洗われる気がする。
通過チェック12 中尊寺 691.6km 09:48
観光客でごった返している中、バイクだけを置いて撮影するのも難しそうなので、観光客のおじさんに写真をお願いした。ピースピース。
通過チェック13 セブンイレブン花泉堺田店 710.0km 10:46
ツイートを拝借。
https://twitter.com/qwertyppx11/status/1124527014541586432
左の自転車が自分のものですね。
中尊寺でも見かけた方がいらした。とめさんという方らしい。ここから天童までPCのたびに一緒になった。ほぼ一人旅なので、PCで喋り相手がいるのは助かる。
このあたりはもう田園地帯をのんびりサイクリングという様相になってきている。
通過チェック14 セブンイレブン大崎岩出山バイパス店 752.6km 13:09
ここも順調に通過。やっぱりちゃんとホテルのベッドで寝ると全然違いますねぇということを改めて実感。
思わず写真を撮ってしまう。
PC4 ローソン大崎鳴子温泉店 771.2km 14:20
バヤリーススポーツオレンジを投入。一つ前の通過チェックで入れ違いで先発していった方がいた。日曜日の内に名古屋まで帰らないといけないらしい。とても眠そう。というか、突っ伏して寝ていたのでそっとしておいて先に出る。
分水嶺を見るとなんとなく感激してしまう派。歩いて300mと書いてあったので、面倒臭くなって実際の分水嶺までは行かず。また来るよ!(マジか)
アップダウンをこなして尾花沢へ。
PC5 セブンイレブン尾花沢中町店 812.5km 16:43
ここもとめさんと一緒。とめさんはそのままゴールまでと考えておられるようだが、自分は天童にホテルを取っているので、立石寺を折り返してから仮眠の予定。あと50kmぐらい。とめさんとは道中でもう会うことはないか。またどこかのブルベでお会いしたい。
通過チェック15 立石寺 849.6km 18:44
見つけるのにちょっと迷った。自分はホテルへ向かうので、ここでとめさんとはお別れ。コースを外れてホテルへ向かう途中、みのさんに出くわした。びっくり。
19時半頃にホテル到着。何時に出発するかしばし考える。朝の出発で制限時間いっぱい使うか、未明発にして朝9時のゴール受付の開設と同時ぐらいにゴールするようにするか。
ここには荷物を送っていないので、シャワーを浴びて即就寝。朝まで寝るこたぁないだろうし、とりあえず未明発にするか。
Day 4
おはようございます。ホテルのフロントに下りると自転車がいっぱいあった。自分の出発と入れ替わりに到着する方もいた。大盛況だ。ちなみに自転車の部屋への持ち込みはあんまり嬉しくなさそうな反応だったので外に放置してた。日付が変わる前に出発。
天童を市街地を抜けたところで急に田舎具合が増したのだが、そこでミスったかなぁーとちょっと気になった。次に出てくるコンビニで休憩しよと思っていたけど、これはひょっとしたら当分コンビニがない区間かもしれない。ド深夜だし、尾花沢のPCでサンドウィッチを食べて以来何も食べていないので、やっちまった感が出てきた。
この景色はヘブンウィークで見た記憶がある。間違いない。ジェロームさんやデービッドさん、AKさんとキューシートの変更についてあーだこーだ確認していたところだ。ここだここだ。
となると、当然コンビニがないとかそういうのにも気づくわけ。あーどーしよーと思いながら最上川沿いを走っているとオアシス発見。ファミリーマート最上戸沢店(02:32)に飛び込む。イートインはないけど仕方ない。
さくっと補給をし、明け方で一段と冷え込んでくるので極寒装備で身を固め、酒田に向けて出発。眠気も出てくる時間帯なので慎重に。なんもないのでとにかくペダルを回すだけ。
こーへーシティに到着。おは鳥海山。こーへーくんがやっているのを真似しておいた。
なんだこれ?
PC6 セブンイレブン酒田本町3丁目店 960.7km 04:53
トロピカーナオレンジを投入し、極寒装備を解除。
なんだこれ??
あとはゴールまでたったの40km。海岸沿いを快調に飛ばす。信号もないし超快適。
通過チェック16 象潟海岸 998.8km 06:41
はい。
ゴール セブンイレブン秋田にかほ象潟店 1000.4km 06:49
無事ゴール。〆は当然こいつだ。
順調だったのでゴール開設までまだ少し時間がある。
ので、朝飯代わりに山形名物肉そばを食う(ここは秋田なのだが)。
それでもまだ時間があるので象潟海岸に移動して海辺で寝転がって朝寝。超気持ちいい。贅沢な時間だ。
9時前に象潟公会堂に到着。とめさん、狂犬さんとゴール受付。しばらくしてぷじなみさんも到着。
1日目こそ向かい風に苦しめられたが、2日目以降は天候にも恵まれ、絶好のブルベ日和だった。スタート直後の15分ほどは雨に降られたが、あとはずっと快晴。1000kmでこれだけ条件のよいことも滅多にないことではなかろうか。奇跡といっていいと思う。こんな好条件で四日間自転車に乗るだけの生活ができてとても楽しかった。
また、やっぱり東北は自転車で走るのにとてもいいところだ。走っていて気持ちがいい。このルートを通すことはないんじゃないかなぁというようなところもあったが、アップダウンも適度にあって走っていて楽しいコースであった。(平坦・難易度2・小峠ありというのは違う気もするが……)
撤収
ゴール受付の後は荷物を受け取って道の駅の温泉へ。
某愚連隊のみなさんは残念ながらDNFとなったので結局一人で帰京することになった。その日の内に自宅に帰り着くように帰宅準備。
象潟駅から特急いなほで新潟駅へ。途中からかなり混雑してきたが、なんとか無事に自転車を運ぶことができた。
新潟駅で改札を出て駅ビルの回転寿司・海鮮家で食欲を満たす。
特に指定席を予約していなかったので、いくつかスルーしてでも先頭に並んで自由席の後方座席を確保する。一本前の新幹線で一度乗車したものの、場所の確保が上手くいかず結局下車したのだが、その際にサドルバッグを車内に忘れてきてしまった。気づいたのは発車した後だったので、サドルバッグちゃんは自分よりも40分ほど先に東京へ帰っていった。
車内に乗り込んでビールとチューハイを飲んでさくっと寝落ち。22時ぐらい(?)に帰宅し、すぐに紛失物の問い合わせをしてサドルバッグが届いていることを確認。翌朝に回収し、これにてツールド奥の細道1000は無事に終了した。