ロンド・ファン・フラーンデレンもパリ〜ルーベもカンチェラーラ選手を中心にレースが動いたけど、数年前の鬼神のような強さもなく(年齢的なものもあるだろうし)、ロンドだって最後の局面で先頭の4人からファンアフェルマートさんがアタックしたときに置いていかれたし、そこから再度合流できたのもファンマルクさんが自力で先頭を追ったのにくっついていくことができたからのように見えた。他を寄せ付けない宇宙人時代ならあんな展開にならなかったと思うし、駆け引きで若人に勝ったという感じだった。
パリ〜ルーベはカンチェ単騎ということもあってチーム戦術が取れなかったのは大きいと思うし、最後に動けなくなって周りもお見合いしてしまったのは仕方ないよなぁとも。結果、テルプストラさんの逃げ切りになったわけだが、まぁ最終局面のプロトンに、アシストを従えたデゲンコルブさんがいたら誰だって引きたくないよね。トレックはデヴォルデルさんがいなかったのが痛かった。テルプストラさん、ジーロングの世界選手権でアタックしてた印象が強い。