highriseの日記

自転車に乗ったり、外れ馬券を買ったりしている。

マッチョな2頭の叩き合い

安田記念回顧

サンデーサイレンス産駒が安田記念を勝てないのは、要は切れ味よりも末脚の持続力を問われることが多いからで、その点、ダイワメジャーは絶望的に切れ味がないので、自信の本命w
ダイワメジャーを軸にしたので基本的には先行勢をチョイス。コンゴウリキシオーエイシンドーバーマイネルスケルツィが網にかかった。で、追い込めそうなのは香港馬ならジョイフルウィナー、東京でやたら強いエアシェイディヴィクトリアマイルで上がり最速を叩き出したジョリーダンス。本当はヴィクトリアマイルで好走したキストゥヘヴンを買おうと思ってたけど、パドック見て断念。ジョリーダンスと入れ替え。
んで、レース回顧ですが、東京で直線向いたときに先頭にいてそのまま粘りこむってのは相当能力がないとできないことで、そういう競馬をやってのけた馬でパッと思いつくのはといえば、サイレントウィットネスとかヒシアケボノあたり。いかにもオラオラ型の走りをする馬たちでしたが、何か相通じるものを感じさせるコンゴウリキシオーも展開さえ向けばマイルから中距離ぐらいの一線で活躍できそう。
今の日本競馬で有数のマッチョ系であるダイワメジャーコンゴウリキシオーが叩き合ってるのはなかなか凄まじかった。

海外に目を向けると

デットーリがついに英ダービーを勝ったそうな。こういうレース動画がすぐに見れるなんていい時代だ。Authorizedは父Montjeuに母父Saumarezと、血統はいかにもロンシャンの2400mに向いてそうで、順調に凱旋門賞まで駒を進めてくるのであれば日本馬にとってかなり厚い壁になりそう。今年の欧州の古馬路線はたぶんDylan ThomasRail Link、Red Rocksとかあたりが牽引していくんだろうけど、個人的にはこの辺なら日本馬でも十分に戦える相手だと思うので、やっぱり3歳馬に要注意という感じ。
英ダービーをずっと勝てなかったデットーリ英ダービーを勝ち、アメリカ2歳チャンプはケンタッキーダービーを勝てないというジンクスをStreet Senseが破り、戦後初の牝馬日本ダービー馬が誕生と、結構今年は面白いことになってる。
あと、ついさっき見たニュースによるとデットーリ仏ダービーも制覇。連日のダービー制覇とはさすが。