highriseの日記

自転車に乗ったり、外れ馬券を買ったりしている。

箱根で坂路調教をする

連休二日目の9月29日(土)、朝6時に起床し、ゴミを捨て、すき家でとん汁納豆朝食をかき込んだわたしは、7時過ぎに一路箱根へと自転車をこぎ出したのだった。

鶴見川から国道1号に出、横浜を通過し、箱根駅伝ルートで箱根へと向かう。

権太坂箱根駅伝の中継はほとんど見ていないけれども、権太坂ぐらいは知っている。
戸塚駅の手前辺りでダンディな紳士のローディーと信号待ちで一緒になる。「どちらまで?」と話しかけてきたので「箱根まで」と返すと、「私もです。ご一緒しましょう」と言うので、「まぁペースが合うところまで」ということでご一緒する。もちろん紳士の方が速い。


海沿いの道に出る。隣を走っている車からELTの"Dear My Friend"が流れていた。なぜか、おおお湘南っぽい、などと勝手に盛り上がったりする。コンビニで買い物をしていた紳士が後ろから追いついてきたけれども、紳士は別のローディーの後ろについてさーっと行ってしまったので、もう追いつかんなと思い、湘南海岸へ寄り道。



朝からサーファーがいっぱいいた。これがリア充なんだ。

サーファー御用達のボード運搬用のアイテム。ここに止まっている自転車は全部これを装備している。


快晴の中、富士山を眺めつつ西へ。


小田原駅へ向かうシャッター商店街を走っていると、元気な掛け声が聞こえてくる。えっさホイおどりというものが開催されていた。
ODAWARAえっさホイおどり |
小田原駅を後にし、箱根ヒルクライムへ向けて腹ごしらえ。


自転車に乗らない人はサイクリング中に食べるコンビニ菓子パン、コンビニおにぎりの美味さを知らない。

あそこに見える道路はid:joruri先生がかつて登った箱根ターンパイクとかいうやつじゃないですか。すでにえらい高いところ走ってるwwwクレイジーwwwと思いながら、淡々と登る。





箱根駅伝でよく見るあれ。


大平台や宮ノ下という駅伝でよく聞く地名を通過し、これまた駅伝でよく見る例の踏切。ここで意気揚々と写真撮影をし、再出発したところで一回目のパンク。


パナレーサーのイージーパッチを貼って対処。そして小涌谷を通過し斜度も緩くなってきたところで二回目のパンク。一回目のパンクの修理が甘かったようでもないけどなぁと確認するとチューブが裂けていたのでチューブごと交換する。持っててよかった予備チューブ。このパンク修理中に下ってきたのが、戸塚あたりで一緒だった紳士である。こちらに気づいてくれたようで、頂上まで残り何kmぐらいあるだとか、暗くなる前には下山しなさいよなどとアドバイスをもらい、今日の礼を言って別れる。名前も何も知らないが、またきっとどこかで会うのだろう。このパンク修理中に帰りは輪行にすることを決める。


最高地点!
ここまで登ってきて元箱根へ下らずに、小田原側へ引き返す人もいた。個人的には元箱根まで行かんのかーい!という感じなのだが。国道1号で登る箱根は、六甲山の表六甲や東六甲に比べると距離は長いけど斜度はかなり緩いので、淡々とペダルを回していると淡々と前に進む。
元箱根へ一気に下って、目指すはゴール地点。

往路優勝しますた!



元箱根へ戻ってコンビニで菓子パンを買い、芦ノ湖のほとりで休憩するべく、先に休憩していたTREK Madone乗りのローディーのおっさんの横に座ると、「どちらから?」と話しかけてきたので「川崎から」と答えると、そこからまた話が弾み、箱根近辺の峠情報などを教えてもらう。なぜ自転車乗りは登りたがるのかなどということについて熱く語り、先に下っていった。


来た道を引き返し、小田原駅まで戻る。二回もパンクしなければ自走で帰ろうと思っていたのだけれども、時間も遅くなってしまったし、予備のチューブももうないし。

荷物をまとめ、湘南新宿ラインで武蔵小杉までワープしようと思ったら40分も待たないといけないとかwwwということで、小田急で登戸まで、登戸から南武線でというルートで帰還。自転車でどこかに行っては輪行で帰ってきてるので、ちょっとした乗り鉄気分を味わっている感がある。
箱根坂路調教、楽しかったのでまた行くと思う。

  • Time 6:40'48
  • Dst 118.92km
  • Ave 17.8km/h
  • Max 52.6km/h