今年は中京競馬場で行われた神戸新聞杯。ダービー上位3頭に加え、2歳チャンピオンが中京競馬場で一堂に会するなんて、こんなことは二度とないかもしれない!と思い、中京競馬場まで出向いて現地観戦を決行。
23日の晩
中学時代の友人のS氏の部屋に泊めてもらう予定で、夜に高速バスで名古屋入り。名古屋駅で小一時間ほど待って、それから飯を食い、氏の部屋へ向かう。
しかしこれがすごかった。中学時代の氏の部屋はかなりカオスだったので、それなりの覚悟はしていたのだが、入り口のドアの下からすでに新聞紙がはみ出してる。にくい。開けてびっくり、テレビに出てくるゴミ屋敷同然ではないか。僕は人生で初めて他人の部屋を土足で歩き回った。そしてそんな部屋でもゴミの上に布団を敷いて寝る部屋の主。すごい。洗濯機を回すのかと思ったら、洗剤がないからといってボディソープをぶち込む。すごい。
一夜明けて24日の昼に氏が部活に向かうので、そこでお別れ。部屋の鍵を紛失したらしく、部屋は開けっ放し、そして前後輪ともにパンクしたチャリで走り去る氏。後姿がまぶしかった。
中京競馬場
で、初めての中京競馬場。入ったところにディープインパクト応援メッセージボードが設置されていた。「松井選手がんばれ!」とか「川島騎手がんばれ!」とか書いたやつ、前に出ろ。
神戸新聞杯の頃には程よく人が入ってて、雰囲気もG1並み。G2で手拍子が起きるってあまり記憶がない。
レースはドリームパスポートが大外からメイショウサムソンを交わしたところがゴール。結果的には足元をすくわれてしまった形のメイショウサムソンだが、フサイチリシャールを競り落とした根性を見ると、菊花賞でも堂々の主役を張れそうだ。
ドリームパスポートは鞍上の高田くんが上手く乗った。最後に馬体を併せにいかなかった(まぁ元々離れていたが)のは好判断。ドリームパスポートに関しては好騎乗を続けているので、ぜひ菊花賞でも乗ってほしいところ。
ただ、菊花賞で必ずしも乗れると決まっているわけではないというのが窺い知れるインタビューが泣けた。これまでの経緯を考えると本当に泣けた。高田くんも言葉に詰まるシーンがあった。