気がつけばRoyal Ascot開催も終わっているので、今さらながらにG1だけでもメモしておこう!!
1日目
Queen Anne Stakes
GoldikovaをぴったりマークしたCanford Cliffsがきっちり差し切って勝利。これでG1の連勝が5に伸びた。
まぁGoldikovaはここで負けようが、BC Mileを勝てば問題なし、終わり良ければ全て良しなので、これで十分なのだと思う。舞台がフランスならまた違った結果になるだろうし、Goldikovaは去年もPaco Boyに追い詰められていたのと考えると、あまりアスコットが合っていないのかもしれない。
ふと先頭に目をやると、Cape Blancoがレースのラビットみたいな役割になっており、哀愁が漂っていた。この馬の居場所を探す旅は続く。
King's Stand Stakes
Starspangledbannerのような安定株がいない短距離路線。これからもこの路線の勝ち馬はころころ変わるんでしょう。
Prohibitは年が明けてからここが9戦目。いつもそれなりに走ってるよねという印象。これが初重賞ゲットかな。
それにしてもStar Witness強いですね。オーストラリアでは2番手どころか3番手の馬なのに。
Black Caviar>>>>>Hay List>>>>>その他大勢
の、その他大勢のレベルでこれ。3着のSweet Sanetteは香港馬で前走Sacred Kingdomを破っての参戦。オーストラリア、香港のスプリント路線は本当にレベルが高い。
St James's Palace Stakes
3歳春マイル3戦の3連続回避に王手をかけていたDream Aheadがまさかの出走で驚いた。
Grand Prix Boss撃沈。矢作師によると、馬がリラックスしすぎていたということで、グランプリボスさんがリラックスしちゃった気持ちもわからんでもないが、オールドマイルのタフなコースには適性がなかったということっぽい。
Frankelはコーナーを回る前に早々と仕掛け、ラビットをパスして独走状態へ。しかし、最後は後続に差を詰められ、なんとか残ったというレース。Frankelは強いのだけども、もうちょっとレースを覚えさせないとこれから辛そう。今のところ鞍上がちょっと強気すぎる感じ。Frankelを追いかけた馬は揃って沈んでいるので、このメンバーでは一枚上なのだろうけど、今のままならCanford Cliffsは倒せないんじゃないかな。
あと、ExcelebrationがCelebration Mile使うとか言っているのはちょっとしたジョークでしょうか。
2日目
Prince of Wales's Stakes
So You ThinkがRewildingに差し切られてまさかの敗戦。
Jan Vermeerが前に出るときに少しSo You Thinkがエキサイトしているのを見ると、So You Think自体のスタートが良すぎたのがアダになったか。Frankelと同様にSo You Thinkも鞍上が強気に行きすぎたよなぁというのは感じるところであり、もうちょっと我慢していれば残せていたのではないか。これはRewildingが思った以上に強かったというのと、ムチの使いすぎで騎乗停止になるぐらい追ったDettoriさんさすがであった。Dubai Sheema Classicを勝ったのはダテではなかった。
PlanteurやTwice Overは相手にならず……というところ。
Jan Vermeerが一年前にDerbyで一番人気になっていたことなんてもう忘れた。一年後にこの馬がBallydoyleのラビット役になっているとは。
3日目
4日目
Coronation Stakes
フランスのCollet調教師の親子でワンツー。
TogetherやMemoryもいいところなく。特にMemoryに至っては、これぞDanehill Dancer産駒だ、という燃え尽き方のような気がする。
5日目
Golden Jubilee Stakes
去年2着だったSociety Rockが勝利。
それにしても、Star Witnessやっぱり強いですねと。Black Caviarは来年のRoyal Ascotを考えるよ〜とのことですが、今年出てたらあっさり蹂躙していたのかもしれない。