highriseの日記

自転車に乗ったり、外れ馬券を買ったりしている。

BRM1002 たまがわ200 定峰 別働隊ラーメン班の記録

今回の定峰200は、主催者であるないとさんがゴールでお手製のラーメンを振る舞うということで、スタート・ゴール受付とは別のラーメン班スタッフとして参加した。まず、9月の半ばに初台でラーメン班のキックオフミーティングを実施し、スケジュールや作業の概要を確認。その後、ウェブで情報共有しつつ、定峰200の週末を迎えた。

Day 1: 9月30日(金)

まずは金曜日の夜の買い出しと仕込みから。
当初の予定では本番前日の土曜日から準備に参加する予定だったが、自分の場合、仕事の繁忙期も終わっていて、金曜日は早めに退社したので、帰宅してすぐに自転車で仕込み場所であるカトリック高円寺教会へ向かった。21時頃に到着すると、ちょうど店主ないとさんが車で買い出しに出かけるところだったので、そのまま同乗して中野のハナマサへ。ハナマサも店舗によって置いてある部位が違うようで、「今日の仕込みに必要なのはここで買うけど、明日は他のとこで別の部位を買ってくる」とのこと。趣味の域を超えている。160人分だけあって買う量もすごい。



ガラや卵、野菜を買って高円寺教会へ戻り、22時前から仕込み開始。下茹でしたガラの血が固まっている部分を削ぎ落とし、スープ用の寸胴にぶち込んで本茹で。並行して割り下を作ったところで一日目は終わり。時刻は日付が変わって午前1時。店主はそのまま教会に泊まりとなったが、自分は一旦帰宅。環七→駒沢オリンピック公園多摩川沿いに出て武蔵小杉まで一時間程度。

Day 2: 10月1日(土)

9時頃に起床。定峰200の認定試走をしたかったのだが、雨も降ってるし、今回はパス。白馬・木崎湖600、伊勢1000と二回連続DNFで終わっているので、完走して気持ちよくシーズンを終えたかったのだが仕方ない。ささっと洗濯だけして、今度は電車で高円寺へ。13時半に合流。




この日からないとさんのラーメン作りの弟子の方が二人、助っ人として参加。これにラーメン班であるはやんさん、tudumiさん、かとひさんが合流して丸一日作業。黙々とニンニクの皮を剥く。キャベツを切る。ガラの肉を削ぐ。
この日は追加の買い出し、味付き卵、煮豚、野菜の下準備、スープの仕上げをし、当日運び込む荷物の準備をして21時頃に解散。店主(主催者ともいう)はラーメンに加えてブルベ自体の開催業務もあるので本当に大変そう。
翌日も早いので帰ってすぐ寝た。

Day 3: 10月2日(日)

4時45分に二子玉川に集合ということなので、3時に起きて、4時過ぎに自転車で出発。4時半頃に二子橋を渡っているとスタート地点にライトの明りが見えたので、「もう参加者が来てるのか」と思ったけど、警察官が二人、巡回しているところだった。なぜ?
スタート受付用の機材を下ろし、受付開始。天気もよく、絶好のブルベ日和になりそう。


8時頃にスタートを撤収し、癒しふれあい館でゴールの設置とラーメン用の荷物一式を車から下ろす作業。これが済んでから一旦帰宅。翌週は飲み会続きで時間がないため、自宅の食料の買い出しをして、11時半頃にもう一度癒しふれあい館へ。
12時にキッチンカーが到着し、いよいよそれっぽくなってくる。キッチンカーまで登場すると道行く人にも声をかけられたが、今回は売り物じゃなく、ブルベ参加者への炊き出しだということを何度も説明した。というか、急遽登場した謎のラーメン屋だけど声をかけてくる人が一定数いるものなんだなと感心してた。



先頭がゴールするまでは時間があるので、試作品を作って店主の味見。ちょっと飲んだだけで、スープと割り下の割合を変えようとか、ちょっと火の通し方が弱いんじゃないかとか、まったく本物のラーメン屋の店主のようだ。ラーメン班もラーメン作りを一通り実際にやってみて試食。うまいうまい。200km走った後に食べれば、程良い塩分が体中に染み渡るであろう。結局、弟子の方二人に加え、ラーメン作りによく参加しているらしい店主の娘さんとその友人一同が助っ人として応援にきてくれたため、ラーメン班がラーメンを作ることはほぼなかった。



15時頃からぽつぽつとゴールしてくる参加者がいて、ピークは二回ほど。6時スタート組、7時スタート組のクローズ30分ぐらい前だったと思うけど、癒しふれあい館の外まで受付で並ぶぐらいの大繁盛。キッチンカーでのラーメン作り担当は本当に大変だったと思う。助っ人の若者たちに感謝。
最後はおかわり解禁となったので、最後まで残っていた人は何杯もおかわりしていた。用意した160人前はすっからかんになった。定峰200の参加者は当然として、スタッフに加えて、普段ブルベに参加している近隣のクラブの方がゴールに遊びに来た場合も無料で提供しようという店主の心遣いがすばらしい。
22時頃にキッチンカーの引き取りが来て、22時半頃にその他の片付けが終了して、ラーメン班は解散。参加者にも好評だったようだし、大成功だったと思う。
店主ないとさん、来年もブルベのゴールでのラーメン炊き出しを企画しているので、楽しみにしたい。