highriseの日記

自転車に乗ったり、外れ馬券を買ったりしている。

Perth-Augusta-Perth 2022: エピローグ

ばたばたでの参加となったPAPであるが、終わってみれば特に大きなトラブルもなく、楽しい思い出となった。印象的なのはオージーの大雑把さ、良く言えばイージーゴーイングの精神である。結局ブルベというのはコンペティションではなく、単なる個人サイクリングの認定に過ぎないのだから公平性とか厳密性とかそういうのはあんまり気にしなくてもいいのだろう。これは自分も大いに同意するところである。見習いたい。

海外で走った1200+はこれで3本目。幸運にも今のところDNFにならずに済んでいるが、いずれもボランティアの人たちのコントロールでの食事や飲み物の提供にも随分と助けられた。また、そういう方々との交流が何よりも貴重だと思う。走力があるに越したことはないが、特にこういう小規模な開催だと英語の必要性を強く感じる(極論言ってしまえばPBPは語学力皆無でもなんとかなると思う)。三日も四日も走り続けるのだから誰かと会話をして気分転換をするというのも大事なことだ。

PAPはリピーターが多い1200kmだとも聞いた。これは主催のWayneの人柄によるところも大きそうだ。なんというか、ちゃらんぽらんな感じはあるが(ノンネイティブの自分が見てもスペルミスだらけやなというようなメールを平気で送ってくる)、実際に会って喋っているととても楽しい人だ。自分も機会があればまたPAPには参加したいと思う。そのときまでにたくましいオージー達についていけるように鍛えたい。

さて、次はどうしようかなと。来年はPBPがあるのでとりあえずは参加する方向で準備だけは進めておくか。