highriseの日記

自転車に乗ったり、外れ馬券を買ったりしている。

べいさんのトラブル話飲み

昨日はべいさんのスタートからDNFまでの話を聞く馬力飲み。スポーク折れとスマホ置き忘れというトラブルが重なって貯金を失った結果、コントロールが撤収され、万事休すという話だった。べいさん曰く、「トラブルがなくても自分の脚力ではワンチャン完走できるかどうか。なのでトラブルが重なると厳しい」とのこと。特にスマホ忘れでの時間ロスがダメージ大だったのかなと思った。海外に限らず、国内でも遠征ブルベとなるとやや浮かれ気味でフワフワした感じになるので、いかにいつも通りの冷静さを保てるかというのが大事なのだと思う。

この話に直接には関係ないけど、やることをシンプルにしておくのも重要かもしれない。たとえば自分の場合、以前はPCに到着したらブログ用に到着の写真を撮って、Swarmでチェックインして、SNSの通知があったら確認して……みたいなのがルーチンだったけど、そういうのもやめた。写真は気の向くままでいいし、Swarm自体はやめてしまったし、走っているときにSNS越しに走っていない人とコミュニケーションを取る必要はあまりないと思うし。(自分はそういう時間があるなら目の前にいる見知らぬ参加者と交流を持ちたいと思う。せっかく海外まで来ているのだし、画面の向こうにいるギャラリーのために走っているわけではないと思うし。)

そんなわけで、PBPはコントロールに着いたらボトルを持って、近くにいるスタッフに「コントロールどこ?」と尋ねることだけがToDoであった(案内を探すよりスタッフに直接聞く方が速くて確実)。動画のSDカードの交換にしても、8時間半ごとにやる必要があって、カードがいっぱいになる前に交換するには次は何時頃……みたいに意識する必要があったのだが、今回はカードがいっぱいになってアラートが鳴ってから交換でもOKということにして余計な心労を減らした。Garmin Edge 530はバッテリーの持ちがいいので往路復路のLoudeacで予備を交換すればバッテリー残量を気にする必要はないし、Garmin eTrex 30xも往路復路のLoudeacでリチウム乾電池を新品に交換しているので(贅沢な使い方だ)、バッテリーを気にして走るというシーンもなかった。自分でいうのもなんだが、トラブルというトラブルはなかったので、うまくいったと思う。

車検前日のサイクリングの際に穴に突っ込んで以降少しずつ空気が抜け、どうもスローパンクっぽいなぁと思いつつ、チューブ交換を面倒臭がってそのまま空気だけ入れ直して本番もスタートしたのだが、その空気が完全に抜けてしまってパンクしたことだけがトラブルだろうか。しかしそれも往路のCarhaix-Plouguerのコントロール内でのことだったので(飯を食って出てきたらペチャンコになっていた)、すぐにメカニックサービスに持っていき、チューブを交換してもらった。自分の手を汚していないので実質ノートラブルといってよい。

自分の手が汚れたのは一度だけ。復路のCarhaix-PlouguerからLoudeacまで、たまたまcherryさんと一緒に走ることになったのだが(Carhaix-Plouguerで飯食ってたらcherryさんが現れて、「眠いので話し相手になってください」ということで仮眠場所のLoudeacまで共同戦線ということになった)、Loudeacの直前でcherryさんのフロントがチェーン落ちしてしまい、自分がエイヤッ!とチェーンを戻したときに手がオイルで汚れたぐらいだ。

そして、無神経なわたしが汚れた手で「ハイなおったー」とcherry号の白いサドルを持ってしまったので、cherryさんが化粧落としで一所懸命サドルを拭いておりました。たいへんもうしわけない……(自分はオイルで汚れた手はレーパンでごしごしやればいいやというの考えなので黒いレーパンばかり履いています)

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そのべいさんが出演している動画。笑顔が素敵すぎる。