highriseの日記

自転車に乗ったり、外れ馬券を買ったりしている。

Paris-Brest-Paris 2019: Start - Loudeac

18日、スタート当日も早起き。

羽田空港に見送りにきてくれたakkoさんにもらったやつ。後々役に立った。

朝飯を食べてからドロップバッグを預けに近くのホテルへ。

さらに朝食をいただきますので、またマクドナルドへ。というか、あんま朝早いと空いてる店が全然ないのな。

バゲットうまい。毎日これでもいいぐらい。

ホテルに戻って自転車の準備も完了。で、スタートが18時なのでホテルでぎりぎりまで寝ることに。一人一部屋はもったいないので、自分の部屋にこーへーくんが来て、一つのベッドで寝ます(ふふふ)。

とはいえ、夜にぐっすり寝てたのであんまり寝れず。こーへーくんは横でぐーぐー寝てた。若者強い。

そんなこんなで時間になったので、準備をして出発。一日目はCascade 1200ジャージで走ります。

ゴールするまで外せません。しかしこれを巻くことで気持ちが昂る。

Rambouillet駅は参加者でいっぱい。九州チームがいたのでそこに混じって会場入り。

剛の者たち。

ピース。

マヤさんや九州の新型けーこさん達と食事を済ませてスタート地点へ。

スタートの列がえらく長いので、さてどうしようかと思っていたら、マヤさんが「スタートのぎりぎりのとこで待機して、呼ばれたらさっと横から入ればいいのよ!並んでたら疲れるから座ってましょう!」という作戦を提示してくれたので、じっと待機。

で、あっさりとI組の先頭に入ることができました(いいのか)。自分の前は新型けーこさん。

RAMBOUILLET 0km 18:00 18:01 0h0m

いよいよ1200kmの旅へ。

スタートではDJがゴキゲンなトーク(フランス語なのでよくわからない)で会場を盛り上げていた。スタート直後はしばらく集団で進む。下り基調ということもあってなかなかのペースでどんどん進む。調子に乗って速いとこに乗ってしまわないようになーと思いながらも、なかなか離脱もできないので、そのままダラダラと無賃乗車。けーこさんの姿はもうない。

すでに郊外の田園風景なのでどこがどこだかよくわからない。ただただペダルを回すだけ。一時間もすると15分前スタートの人を拾い始める。れーこ先生もあっさりキャッチ。そしてさよなら(ひどい)。

この辺でIndianaだったかどこかのBill Wattsさんに会った。Cascade 1200以来である。

あと、この辺は姫井さん夫妻も一緒であった。

徐々に日が暮れていく。

みなさんが休憩していたところ。特にコントロールとかではないので自分はそのまま通過。

いよいよナイトラン。であるが、前後にたくさんの参加者がいるので全然寂しくない。

最初のちゃんとした坂。

そうこうしているとMortagne-au-Percheでございます。往路はコントロールではない。

Mortagne-au-Perche (services only) 118km

これは落車する前のとりさんの様子です。

たいして空腹でもないのでバゲットとコーラだけでさっさと出発。ここでスタートから同じようなところを走っていた人とはバラバラ。休憩の取り方は人それぞれですしね。

途中の私設エイド。先行していたはずのとりさんが後からやってきたので、不思議に思っていると、「落車した〜GR死んだ〜」とたいそう凹んでいたので、「えー!またですか!」とたいへん素直な反応をしてしまった。

これが噂のランタンルージュの列。たしかにこれは言葉にできない光景だった。世界中からやってきた何千ものランドヌールの中に自分も混じっているということに感動してた。

ド深夜の時間帯は西東京のけーこさんと前後しつつ、けーこさんが眠くて失速していってしばらくすると、自分が眠くなって失速してけーこさんに抜かれ……というのを繰り返してた。

また、途中で教会の前に座り込んで寝ていたところ、後続のほとんどの参加者は特に話しもせず通過していく中で、やたらハイテンションでトークを繰り広げながら通過していく二人組がいた。どこをどう聞いてもPEKOさんとじぇんさんの声であった。うるせー静かにしろ。

あと、途中でシアトルのギリギリ隊コンビ、KeithさんとNarayanさんにも途中で会った。同じ組スタートだけど自分が先頭で出ちゃったのでどこかで一緒になるといいな〜と思っていたのだけど、ド深夜に実現した。Narayanさんはたいへんゆかいなインド人で、一緒に走っているとき、特に意味もなく「イヂチサァ〜ン!イヂチサァ〜ン!」って連呼しててこっちとしては「一体何なんだよ!」という感じ。KeithさんはシアトルのSNS Addictionと皆から言われるSNS廃なので、こちらもゆかいなおじさんである。御二方ともすでにPBPを完走した経験があるので、マイペースで淡々と走っている。

VILLAINES-LA-JUHEL 217km 8:28 5:05 3h23m

この曇りっぷりで外の寒さを想像してほしい。明け方はくそ寒い。自分が到着した頃には、30分後にスタートしたはずのみいさんがすでに食事を終えていた。はや!

食べ終わってしばし休憩した後で外に出たらcherryさんがちょうど到着したところであった。一言声をかけて出発。反応が悪いなと思って後日聞いたところによると、ただ眠かっただけらしい。

夜明けも近づきいよいよ2日目へ。眠気もないので快調に進む。途中で装備チェンジしてたみいさんを抜いてきたが、でかい外国人トレインの真ん中に鎮座したみいさんに「先に行くよ〜♪」ってあっさり抜かれた。このあたりのみいさんはノリノリであった。

左にいるのは宇都宮のはじ〜さん。

FOUGERES 306km 14:24 9:30 4h54m

コントロールから少し離れたところにレストランがあったが、そこまで腹が減っているわけでもないのでカフェでさくっと補給。

要塞都市なだけあって立派な城。

TINTENIAC 360km 18:15 12:51 5h24m

ここで初めてがっつりと補給。多少時間はかかるけど、時間に余裕もあるし、眠気もないのでしっかりと休憩。あと、ここでPBP名物の便座のないトイレに遭遇しました。これで実績を一つ解除したぞ(うれしくない)。

Quédillac (services only) 386km

TINTENIACからすぐなので通過でもよかったのだけど、とりあえず止まっておく。軽く補給。

街に入って、街から出て、アップダウンが続き、街に入って……の繰り返しなので、どの景色がどの街なのかってのが全然わからない。

LOUDEAC 445km 0:19 18:35 5h44m

予定より若干早くLoudeacに到着。

仮眠所の行列次第では先に進んで仮眠という選択肢も考えていたけど、特に行列もできてなかったので、先へは行かずLoudeacで仮眠することに。食事は起きてからということにし、シャワーを浴びて仮眠所へ行き、就寝。