highriseの日記

自転車に乗ったり、外れ馬券を買ったりしている。

BRM428 福岡300km 飯塚

BRM428飯塚300平戸 終了 - AJ福岡Audax Randonneurs Fukuoka

Iizuka300k - A bike ride in 飯塚市, 福岡県

スタート地点に到着して準備。昨年のイザベラを走っていた方々も多数いるし、こういうのに参加する人はある程度決まっているよなぁと思った。マヤさんはリンゴをかじりながら登場し、権利放棄書がない!と一騒ぎ(ちゃんとあった)。

岳人さんは去年のヘブンウィークや佐渡でご一緒した方。

イシマッチさんは2年ぶり。

各地から参加者が集っているのでお喋りや写真撮影に興じていると、スタート受付やブリーフィングが開始。さすがに異様な光景であるのか、警察が出動し、AJ福岡代表のGenさんが説明する一幕も。

スタート 新飯塚パークプラザ 21:00

新飯塚駅近くの新飯塚パークプラザを出発し、まずは八木山峠に向かい、篠栗町、福岡市内へというのが今回のルート。ヘブンウィーク全体でも最初のこの峠がチマコッピというぐらいで、あとは全般的に小さなアップダウンがあるぐらい。全体的に緩いコースだろうというのが事前の見立て。これは後々後悔することになった。

ゆっくり峠を登り、下ってきてからは速いトレインに乗り、福岡市内を抜けてPC1へ。福岡ドームや福岡タワーって中学の修学旅行で来た記憶がある。何年ぶりだ。

PC1 ファミリーマート福岡今宿三丁目店 49.9km 23:22

みんな早々にリスタートしていったが、速いトレインに乗るとしんどいので、ここで離脱して、一人旅開始。

夜中の玄界灘を眺めながら海岸線を進む。夜なので景色は微妙なのが残念。唐津の虹の松原とか昼間に通ると印象が随分と違うんだろうなと思った。夜中に一人で走っていたので不気味なことこの上なかった。また、いつの間にか佐賀県に入っていた。大きな看板がないので見落としやすいと思う。

そして実感したのが、この時期の九州の夜は寒い。関東から九州へ行くのだから、暖かいだろう、防寒具も少な目でいいだろう、と思っていたのだが、九州の夜は冷えるというより寒くて凍える。よく考えると、関東って桜の開花も早いし、人口密度も高いので、暖かい土地なのかもしれない。

海岸沿いなので登ったり下ったりしているが、この頃はまぁそんなもんかとあまり意識してなかった。

PC2 セブンイレブン唐津鎮西町名護屋店 107.7km 2:12

寒くて震えていたような気がする。

ここからはひたすらアップダウンの連続らしい。また、次の平戸のPCまでほとんどコンビニがなく、ちょうど中間ぐらいになる伊万里のコンビニを逃すと時間的にも補給が難しいというスタッフからの情報もあり、コンビニを見つけたら入ることにして出発。

それにしてもアップダウンばかり。完全に予習不足だった。登って下るとすぐにまた登り。一つ一つの登りは長くもないし厳しくもないけれど、下りも短かいので脚を休めるところがなく、どんどん削られていく印象。これがリアス式海岸という地形の恐怖……!!!見ると気が重くなる言葉、広域農道に続いてリアス式海岸がランクイン。

途中の伊万里のコンビニではみなさんが休憩していた。こんな状況ですがPCではありません。時間帯や眠気的にちょうどいいところにあるので、イートインで仮眠している人も多数。自分はカップヌードルで暖まった。

平戸までアップダウンをこなしていきます。

PC3 ファミリーマート平戸店 187.5km 7:03

AJたまがわのS木さんがいた。すでにインナー縛りになっているらしい。去年のヘブンウィークでも初日からダウンチューブ下のボトルケージを吹っ飛ばしてトラブル発生させていたが、この人はなぜいつもいつも……

(「S木さん、新しいフレーム注文済みだから今のフレームに愛がないよね」とは後日のZさん談)

PC3の次は本土最西端の神崎鼻公園を目指して南下。ここもアップダウンばかり。途中、重要文化財の田平カトリック教会があったようだが、教養がないのでスルーしてしまった。こういうのもちゃんと予習してから来ないとなぁ。ただ走るだけでは勿体ないと後から反省。旅を楽しむには予習も大事。

夜が明けるとさすがに暑くなってくるので、途中のコンビニでジャケットを抜いで軽装に。このとき背中に突っ込んであったミラーのゴムバンドがなくなっていることに気がついた。最初からちゃんと付けておけよって感じだが、面倒臭くてゴムバンドがブラブラしてたのをそのまま背中のポケットに突っ込んだので途中で落としてきたのだろう。あーあ。

通過チェック 日本本土最西端の地 219.5km

本土最西端。Ericさんや岩本さん御一行がいた。Ericさんが「本土最西端のとこまで行ってきた。近いぞ」って言ってたので、そこまで行っておく。証明書は途中ルートを少し外れた佐世保市の小佐々地区公民館でもらえるらしい。行きます!

というわけで、もらっておきました。ついさっき写真撮った。このときは天気もよく、暑くなってきていたし、ぼちぼち眠気も……という状況で、公民館の前に座り込んでコーラを飲んでリフレッシュした。

さて、後はゴールを目指すだけ。佐世保を通過するので、佐世保バーガーぐらいは食べたいなと思い、ルート上に見かけたら入ろうというこれまた甘い考えで走る。事前に調べろよ。佐世保駅のあたりを通過しても、ルート上にそれっぽいお店は見つけられず、後ろから来たS木さんは「ルートを外れて佐世保バーガー食べてきました」と。

あぁ佐世保バーガー無理っぽい。でもまだ昼飯を食べていないので、なんかいいとこあったら入ろうというプランで走り続ける。お店探しつつなのでS木さんには先に行ってもらい、きょろきょろしながら走るも、ついにバイパスのようなところに突入。これはやばい。店がない。

やむをえないので、バイパスの交差点のところにあった山小屋というラーメン屋にピットイン。しかも 筑豊ラーメンだ。長崎まで来て、スタート地点(飯塚市)の地域のラーメンをここで食うことないじゃないか、リンガーハットでもいいんじゃなかったかと思ったが、まぁそれは仕方あるまい。

昼飯の後はひたすらゴールを目指す。ハウステンボスって何かよくわかってないんだけど、ハウステンボスってこんなとこにあるんだーとか思いながら。あと、佐世保バーガーっぽい店があった。遅い。

途中眠くなったのでコンビニに座り込んで休憩。そこへ小径車のサイクリストが来て、「ブルベですか?」と。聞けば、横浜(川崎だったかも)から来ている人でツーリングをしているらしい。こういう出会いもまた自転車旅のよいところ。

ゴール 諫早第一ホテル 301.8km 15:20

無事にゴール。シャワーを浴び、洗濯をして、バッテリーの充電など、翌日の準備をして一段落。まずは一本目が無事に終わった。

洗濯待ちをしていると、マヤさん・ユメさん・わかぼんさん御一行やGenさんも帰着。当然、夜はどうする?という話になり、近くの飲み屋で宴会ということになった。

アフターブルベ

やはりヘブンウィークには宴会がつきものです。翌日のスタートは10時と遅めなのでワーワーと酒を飲んで解散。続けて二次会に行った方もいたようだ。自分は前日から仮眠すらしていないので、近くのスーパーで追加の食糧を調達し、ホテルに戻って食べてから就寝。

続く。