highriseの日記

自転車に乗ったり、外れ馬券を買ったりしている。

アフターブルベ・小熊山サイクリング

白馬・木崎湖300、BBQの翌日は朝イチで片付けをして、残ったみなさんで小熊山へヒルクライムの予定。

6時前に起き出して湖畔をうろうろ。

ヤダ……充実の夏休みっぽい……

帰りたくない。

焼きそばに群がる一同。ランドヌールの胃袋をなめてはいけない。

小熊山へはりんぱぱさんと一緒に最終ウェーブで出発。というか、りんぱぱさんが渋々パンク修理するのを待っていたのだが。

途中からO親子と一緒に殿をえっちらおっちら登る。距離もあるし、斜度もあるので、結構大変。クロスバイクの軽いギアがあるとはいえ、息子さんが登ってるの、すげーと思った。見るからにクライマー体型だったが。

初めてこの景色を自分の目で見た。今回の目的を達成した。

2017BRM901白馬・木崎湖300 小熊山 - YouTube

ドローンしゅごい。最高じゃないか。

ここからの下りはぜっとさん一行とウェイ系よろしく楽しく下ってたんだけれども、ほぼ下りきったというようなところで、超スローペースのなおさんを発見。「ウェーイ!」って言ってパスしてたのだけど、すんごい真顔で下ってたので、これは落車でもしてメンタル砕け散ったやつでは?と思い、心配になって集団から離脱して引き返してみる。すると、ゆるゆる下りてきて、「山から下るのに登りがあった……」とぼやいてて、拍子抜けしてしまった。まじで「お、おう……」ってなった。

「え、そこ!?」

あと、花をバックに自転車の写真を撮りたいが、スマホの電池が切れているので貸してくれたまえとか、自由奔放にエンジョイされて、なおさんは一足先にキャンプ場を離脱していった。

自分はあずさで宴会するご一行にくっついて松本駅まで自走することに。りんぱぱさんが先頭で40km/h近い速度で巡航するものだからなかなか大変。途中信号で停まったときにべいさんが「抑えて!抑えて!」とまるで暴れ馬を御すように言っていたが、しばらくは30km/h前半ぐらいまで落とすものの、直に30後半とかになるので、結局集団がバラけてしまう。暴走機関車りんぱぱ号、ドSだ。一番後ろで様子を見て苦笑い。

ご一行は近くで風呂に入って千葉まで行くあずさに乗るそうだが、自分はそこまで待つ必要もないので、一人で松本駅へ。40kmを2時間かからずに到着したので一人で走るより随分と早く着いた。乗る予定の16:30まで一時間近く余裕があった。

ここからが今回一番大変だったところで、電車の遅延であずさが大混乱。松本駅始発の列車が到着するとアナウンスされているのに、到着した列車はすでに乗客でいっぱい。よくわからないけど、とりあえずデッキ部分に乗った。

そこにいたのは輪行の三人組。全然気がつかなかったが、自分がたまがわジャージを着ていたこともあり、向こうが気づいてくれた。木崎湖で隣でキャンプしていて、小熊山のトレイルを走り回っていた妖怪三人組らしい。エクストリーム自転車登山というか、そういう面々らしい。ブルベのことや登山の話をする。が、それも途中まで。甲府あたりでデッキが人でパンパンになり、自転車を置いているのが申し分けなく思えるぐらい。乗り替えの立川までただひたすら立っているだけの苦しい輪行だった。携帯の電波もないし。途中、チーム・ホモケイデンスご一行の姿が自由席の車内に見えたが、自分も信濃大町駅から輪行でよかったかも。指定席がダブルブッキングとかでガラガラなのに、自由席が満員というなかなか厳しい状況だった。車内アナウンスで頻りに謝っていた。松本〜立川の輪行、この三日間で最高に疲れた。

なにはともあれ、充実の週末だった。こういうエンジョイ系のブルベもいいものだ。普段会わない人とのオフ会みたいなところもあるし、そもそも大人になってこうやって大人数でサイクリングをして、BBQをするなど、なかなかできる体験ではないだろうから。来年もあればぜひ参加したい楽しいブルベだった。