ブルベを走っているうちに、ロードレース関係はすっかり春のクラシックシーズンが終わってしまった。J SPORTSの契約もしてないし、DAZNは言わずもがなであるが。
今年はジルベールさんがフランドルを逃げて勝ってしまったらしい。ワロン人だから石畳はあんまり得意でないイメージがあったが、この人、勝ち始めると鬼神のような強さを発揮するので、それだけ調子が良いのだろう。アルデンヌクラシックの一つ目、アムステルゴールドレースも持っていったので、そのまま二つ目、三つ目という数年ぶりのハットトリックかと思ったら、負傷で戦線離脱。代わりにバルベルデ師匠が二つを勝つというなんともな展開。バ師匠、本人は認めていないけど、ドーピング関連で前科があるので、やたら強い勝ち方をされるとややもにょるところがある。あと、若手がこの37歳になるおっさんを倒せないのかというがっかり感もある。
Opinion: Six reasons we should trust Valverde | VeloNews.com
こういう記事が出てくるあたりがなぁ。お察し。
スカルポーニさんの事故死は驚いた。個人的に印象に残っているのは、どの年か忘れてしまった(2011年とか2012年ぐらいだと思う)が、ミラノ~サンレモで後方集団から一人抜け出して、自力で前方の大集団にブリッジした走り。どちらかというと山岳系の選手だが、ミラノ~サンレモのようなスプリンター向けのレースで、単独でブリッジしたあのシーンはすごく印象に残ってる。Ride In Peace.
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事故死の数日前に久々の勝利をあげているのがなんとも。